To everyone who wishes to study abroad at Ibaraki University

メイン写真

留学生インタビュー

元から勉強しましょう!―アメリカのペンシルバニア州立大学の留学体験

メイ・ジェームズ

2019年度後期日本語研修コースレベル4(総合)履修生

 

※このインタビュー記事は、茨城大学の日本語研修コースレベル4(総合)を受講する留学生がプロジェクト活動の一環として作成しました。

 

佐藤伶さんは、1年間アメリカのペンシルバニア州立大学に留学しました。

 

Q:自己紹介をお願いします。
私の名前は佐藤伶と言います。茨城大学の4年生で、アメリカ文学を勉強しています。アカペラサークルにも入っていて、歌を歌うのが好きです。趣味は映画を見ることで、海外の映画を見て、英語の勉強をするのが好きです。よろしくお願いします。

Q:なぜアメリカの大学へ留学しましたか。
そうですね。さっきも言ったんですけれども、僕はアメリカ文学が専門なので、日本で文学を学んでいます。でも、日本で学ぶと日本語で学ぶから、やっぱりちょっと違うなと思っていたんです。せっかく英語を勉強しているんだから、英語でも学びたいなと思って…。それに、僕の専門はエドガー・アラン・ポーという作家なんですけれど、その人がペンシルバニアのフィラデルフィア出身で、いっぱい作品を書いている人だったんです。なので、ペンシルバニア州立大学に行くと、資料がすごく簡単に手に入るし、いっぱい情報が得られるなと思ったので、アメリカに行くことにしました。

Q:いつぐらいから留学しようと考えていましたか。
実際、考えたのは大学2年生の夏ぐらいからですね。だから、留学する1年前か、1年ちょっと前ぐらいから考え始めました。

Q:留学のプログラムはどうやって知りましたか。
プログラム自体をどうやって知ったかというと、海外留学をしたい人向けの説明会があって、そのポスターを学校で見て、「あ! 留学したい」と思いました。説明会に参加して、ペンシルバニア州立大学とか、色々あるという話を聞いて、プログラムについて知りましたね。

Q:なぜペンシルバニア州立大学を選びましたか。
僕は 「トビタテ! 留学ジャパン」 という別の奨学金のプログラムを使って参加しました。その奨学金には、トップレベルコースというのがあって、応募できる条件というのが、世界ランキングで100位以内の大学じゃないとだめだったんです。で、ペンシルバニア州立大学は70位ぐらいで、その条件を満たすのがペンシルバニア州立大学だったっていうのがあります。そして、エドガー・アラン・ポーがフィラデルフィアでいっぱい活動をしていたから、いろいろなことにアクセスしやすいなと思って、ペンシルバニア州立大学を選びました。

Q:留学する前にどんな準備をしましたか。
留学する前は、洋画をいっぱい見て、英語をすごく勉強しました。それから、TOEFLのスコアの基準があって、600点以上 だと、ESLを取らなくてもすむんです。僕は、ESLをスキップして、普通に専門の授業を取りたかったので、TOEFLの勉強を頑張りました。あとは、宗教の勉強をしました。キリスト教については結構勉強していきましたよ。

Q:日本の大学とアメリカの大学を比べると、どう違いますか。
アメリカの大学は宿題が多いし、予習も多いし、テストのウェイトも多い気がしました。日本の大学生が別に勉強しないわけではないですが、アメリカの大学では期末試験の時期での学生のモチベーションがちょっと違うように思いました。アメリカでは、期末試験の時期になるとみんな一生懸命勉強していますが、日本だと図書館が閉まるのも早いですよね。日本でもみんなもちろん勉強しているのですけれど、アメリカのほうがもっと勉強しているなというイメージがありました。

Q:留学中の生活はどうでしたか。
留学中は、大変なことが結構あって、友達を作ることがまずすごく大変でしたね。茨城大学は 国際交流会館 があるでしょう? でも、ペンシルバニアはそういうのがなかったので、私はふつうにただの留学生でした。しかもESLを取らずに、いきなり授業だったので、ディスカッションとかしても、そこから「友達になろうよ」とはあまりならず、それっきりの関係でした。

Q:文化の違いに対してどのように適応しましたか。
文化の違いは、アメリカのドラマをたくさん見ていたから、事前に知っていたっていうのも大きかったと思います。あと、適応に関していうと、やっぱり日本の文化とは違うから、我慢が大きかったかもしれませんね。やっぱり、相手に日本の文化のようにしてとは言えませんからね。僕がアメリカに行っているし、向こうの文化に合わせなきゃいけないなと思いました。「我慢の心を持って」というふうに決めたら、向こうの文化には適用できるようになりました。

Q:ホームシックになりましたか。
最初の3週間ぐらいは友達がいなかったので、ホームシックになりました。お母さんに電話して、「きついよ」みたいなことを言いましたね。
Q:どのように適応しましたか。
どのように適応したかというと、やっぱりそのちょっとずつ友達ができるようになって変わりましたね。一緒に遊ぶようになってからは、パーティーに呼ばれたりして、ホームシックはなくなりました。あとは結構頻繫に日本人と電話しました。「日本語を使っちゃうからだめ」と言う人がいるかもしれないけれども、やっぱり心をリフレッシュするためには日本人と電話するのはとてもいいことだと思います。

Q:留学した後、何か変化がありましたか。
留学した後はすごく意見を言うようになりましたね。アメリカのクラスでは、ディスカッションに対する意欲が違います。アメリカに行ってからは、自分の意見を言うのが大切だということがすごくわかりました。そして、日本のことに興味を持つようになりました。海外の人から、「なんで神社ってこうなの?」とか、「神社のこれって何なの?」みたいなことを聞かれて、日本に帰ってきて、「あまり日本のことを知らなかったな」と思うようになってからは、日本のことを勉強するようになりました。それが大きな違いで、自分の国に目を向けるようになったかなと思います。

Q:留学してよかったこととよくなかったことは何ですか。
よかったことはたくさん勉強できたことです。もう勉強漬けで、ただひたすら勉強できたことはよかったです。でも、よくなかったことはその逆で、勉強すればするほど、友達と遊ぶ時間がだんだんなくなっていってしまったから、そこがちょっともったいなかったかなと思います。もうちょっと勉強の比重を減らして、友達とももっと遊べたらよかったかなと思います。

Q:留学中に忘れられないことがありますか。
文学の授業をとっていたんですが、そこには日本人が一人だけで、あとはみんなアメリカ人でした。すごいアウェイな感じがして、緊張していたんですね。でも、レポートの提出があった時に、僕はどうしてもみんなよりもいい点が取りたかったから、分析をがんばってして、文法もすっごいがんばってレポートを書いたら、それがクラスで1番になったんですよ。英語を母国語としているアメリカの人よりも、いい点数を取れたっていうのがとても嬉しかったし、すごくいい思い出ですね。

Q:留学したい人にメッセージをお願いします。
留学というと、華々しいイメージ、きらびやかなイメージがあると思います。でも、勉強するという留学ももちろん有意義だと思うので、自分の専門分野を学ぶという留学もぜひ挑戦してほしいなと思います。そのためには、英語の勉強をすごくがんばって、語学留学ではなく、自分の専門の分野の第一線であったり、その大学の強い分野を学べるような留学をぜひしてほしいと思います。

まとめ
佐藤さんは、英語に興味があるので、海外の映画を見たりして、英語を勉強していました。ペンシルバニア州立大学には、国際交流会館がないので、友達を作ることがすごく大変だったそうです。そして、アメリカの文化と日本は違うので、新しいことをたくさん学べたようです。留学にはいい面もよくない面もあるかもしれませんが、すべてがいい経験になると思います。