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留学生インタビュー

留学生と仲良くするのは難しい⁉

ダニ、ヌン

2019年度後期日本語研修コースレベル4(総合)履修生

みなさんは、個人チューターを知っていますか? 個人チューターというのは、茨城大学で留学生をサポートする日本人のことです。来日したばかりの留学生は日本のことが何もわからないので、個人チューターのおかげで日本での生活に慣れることができます。そして、それだけではなく、一緒にごはんを食べたり、旅行したり、いろいろな活動を一緒にしたりします。ここでは、「個人チューターとは何か?」について、個人チューターをしている安蒜ひなたさんの経験から説明したいと思います。

プロフィール

安蒜ひなたさん(教育学部学校教育教員養成課程特別支援コース2年)
昔から海外に興味があり、高校生の時に初めてオーストリアに短期留学した。大学1年の時には県の派遣でブラジルへ。2019年の夏はサンフランシスコに幼稚園のボランティアにも行った。マイノリティーに興味があることから、国際ボランティアで長期留学に行きたいと考えている。また、現在は地域の日本語教室でのボランティア活動も行っており、留学生以外の地域に住む外国人とも関わっている。
1.どうして個人チューターになりましたか?
もともと私の友達が、茨城大学の国際交流サークル「Smiる」の活動や留学生が住む国際交流会館の活動に興味を持っていて、いろいろ参加していたんですね。それで、その友達から、「こんな活動をしたよ」とか、「海外からこんな留学生が来ているよ」とか、話しているのを聞いて、「楽しそうだな、私もやってみようかな」と思って、チューターになりました。それに、私はもともと海外に行くことにも興味があったので、他の国のことも知りたいなと思って、チューターになりました。個人チューターの活動は、大学2年生の前期から始めたので、今でちょうど8ヵ月ぐらいになります。

2.個人チューターは何をしますか?
個人チューターは主に留学生のサポートをすることが仕事です。だから、履修登録でわからないこととか、学校の宿題でわからないことがあったら、サポートするのが個人チューターの仕事だと思っています。だけど、それだけではなくて、一緒にどこかに遊びに行ったり、友達みたいな感じで接したりするのも仕事かなと思います。だから、チューターという名前ではありますが、この活動をきっかけに友達になるのがチューターの役目かなって思っていますね。

3.個人チューターになる前となってからでは、留学生に対する意識が変わりましたか?
私は個人チューターになる前には、そんなに多くの留学生と触れ合う機会がなかったので、留学生は日本語が少し話せるけど、メインの会話は英語でやるのかなというイメージを持っていました。けど、みんなと会って、みんなが想像以上に日本語が上手で、「え! こんなに話せるなら、英語要らないわ」って正直思いましたね(笑)。

4.個人チューターとしてのやりがいはありますか?
やりがいはすごくあると思っています。まずは、みんなに会えたことが本当によかったと思います。チューターではありますが、この活動をきっかけにいろんな人達と友達になれたのがすごくよかったです。そして、異文化を知れるというのも魅力だと思います。それに、留学生が頼りにしてくれるのもうれしいですが、私にわからないことがあったら、互いに助け合ったりして、頼り合える関係ができたっていうのは、個人チューターのいいことだと思っていますね。

5.個人チューターになって難しかったことがありますか?
一番最初にチューターをした留学生とはありましたね。最初は、どこまで私がサポートをすればいいのか、どこまで相手にやってもらえばいいのかっていうバランスがすごく難しかったです。だから、最初は「あれはもうやったの? これはやったの?」っていうようにお母さんみたいになっちゃってて(笑)。でも、実際は相手は自分よりも年上で、しっかりしているし、そんなに必要かなと思って、最初はすごく葛藤しましたね。

6.チューター活動で忘れられない思い出がありますか?
これまで一緒にいろんなことをしたんですけど、レバランでインドネシア大使館にみんなで一緒に行ったことが思い出に残っていますね。一緒に行って、一緒にお祈りもして、インドネシアの人に囲まれてインドネシア料理も一緒に食べて…。そして、そのあとは一緒に東京を観光して…。それは本当に一番の思い出です。あとは私の実家にホームステイに来て、私の親にも会ってもらって、家族みんなで興味深々になってインドネシアのことをいろいろ聞いたのもいい思い出になっていますね。

7.個人チューターになって、何か変化がありましたか?
他の国についてもっと知りたいと思うようになりました。チューターをしている留学生の国について自分なりに調べてみたりするようになったのは自分の中での変化かなって思います。あと、チューター活動を通して、明らかにコミュニティーが広がっているように思います。そして、留学生から日本語の使い方を聞かれたときに、今まではそんなことを考えもしなかったし、聞かれなかったらわからないまま一生過ごしていたと思うんですけれども、今はチューター活動をきっかけに、日本語の使い方を含めて日本のことを少し考えたりするようになったのも自分の変化かなと思っています。

8.これから個人チューターをしたいと考えている人に何かアドバイスがありますか?
チューターと身構えずに、軽く考えて、留学生と仲良くなるんだと思ってやったらいいと思います。留学生といろいろなところに行ったり、ごはんを食べたり、遊びに行ったり、どんどんすればいいかなと思います。

まとめ
留学生は日本に家族と離れて住んでいるため、留学生にとって個人チューターの存在は大切です。個人チューターは家族のように私たち留学生のことをサポートしてくれます。個人チューターのおかげで、日本の生活に慣れることができました。今回のインタビューを通して、他の個人チューターの経験についてももっと知りたいと思うようになりました。