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Have international exchange

留学生インタビュー

安室奈美恵のファンで、カラオケが大好きなペルーからの留学生

スチ・テオ

2019年度後期日本語研修コースレベル4(総合)履修生

カルロスさんはペルーからの留学生で、茨城大学の留学生が住む寮「国際交流会館」でチューターをしています。会館チューターになって1年が経ちますが、さまざまな国からの留学生をサポートしています。留学生としての経験があることから、自身の経験に基づいたサポートができています。


1) いつ日本に来ましたか?
私が最初に日本に来たのは2016年で京都に1年間留学していました。その後、またペルーに戻って、2018年に茨城大学にやってきました。


2) 何年ぐらい日本語を勉強していますか?
ペルーで1年半ぐらい日本語を勉強しました。その後、京都で1年間日本語を勉強して、日本で生活しているうちに、自然に日本語が身につきました。


3) どうして日本語を勉強したいと思いましたか?
もともと外国語の勉強が大好きだったんです。まずは英語を習って、その後フランス語を習って、日本語を勉強しました。子どもの頃は日本のアニメを見ていたんですが、その時は特に日本語の勉強をしたいとは思っていなかったんです。でも、アニメを通して、J-popが好きになって、それから真剣に日本語の勉強をしようと思いました。特に『犬夜叉』というアニメをきっかけに安室奈美恵の歌が好きになって、そこから日本語を勉強しようと思いました。


4) どうして日本に来ましたか?
J-popが好きだったので、日本に来たらライブにも行けるかなと思って(笑)。あと、ペルーの大学で勉強していた時に、ペルーに来た日本からの留学生と仲良くなって、その人から日本のこともいろいろ教えてもらって、日本に留学してみようかなって思うようになりました。


5) 茨城大学を選んだ理由はなんですか?
将来は外国語の先生になろうと思っているんです。それで、日本語と英語のどちらか、もしくは両方を教えたいなと思って、その両方の教育が受けられる場所を探していたら、茨城大学だったんです。それで、プログラムを詳しく調べていたら、いいなと思って、茨城大学を選びました。


6) どうして会館チューターになろうと思いましたか?
京都に始めて留学した時は、自分にも留学生としての困ったことが結構あったんですよ。その時の経験から、困ったことをどういうふうに手伝ってもらいたかったかっていうのがわかっていたから、もし留学生が留学生をサポートするチューターになれば、留学生から頼りにされるんじゃないかなと思ったんです。留学生も近づきやすいと思うし、自分も留学生が何に困っているのかがわかっていたから、自分から「これ、大丈夫?」って聞けるかなと思って。それで、会館チューターになろうと思いました。


7) 会館チューターはどうやったらなれますか?
茨城大学の国際交流課からメールで「会館チューター、募集」というお知らせが来ました。それで、書類を出して、面接を受けて、会館チューターになりました。


8) 会館チューター以外に、アルバイトやサークル活動をしていますか?
サークルは時間がなくて、あまり行ってないですね。でも、1週間に4回ぐらいアルバイトをしています。コンビニで働いたり、塾で小学生や中学生に英語を教えたりしています。毎日忙しいけど、金曜日や週末はちゃんと遊んでいるから、そこまでストレスがありませんね。ちゃんと計画通りに課題をやればうまくいきますね。


9) 会館チューターをしていて、困ったことはありますか?
会館チューターをやっている人たちと仲がいいから、やりやすいと思います。毎月1回会館チューターみんなで集まったり、頻繁にLINEで連絡をとったりしているので、別に困ったことはないですね。


10) 会館チューターをやっていて、よかったことはありますか?
会館チューターになって、留学生から頼りになる人として見られるようになって、いろいろと相談されるようになったのがよかったですね。あと、初めて来た留学生の市役所の手続きとか、いろんなことをお手伝いできるのはいいですね。留学生はみんな初めて日本に来た時はすごく緊張しているので、そういったサポートができるのは一番いいことだと思います。


11) 留学生がどうやって会館チューターになれますか?
留学生で会館チューターになったのは、たぶん自分が初めてなんですよ。会館チューター募集のお知らせをみて、国際交流課に確認をしたら、「留学生がやれない理由はないから、応募していいよ」って言われて。交換留学生は半年や1年しかいないけれども、自分のように学部や大学院に留学している留学生だったら、全然なれると思いますよ。


12) 留学生へメッセージをお願いします。
たぶんみんな自分の国を出る前にすごい不安を感じていると思います。最初はホームシックになったり、日本語ができないから友達もできなくて不安もあると思います。でも、日本語はそのうちしゃべれるようになって、いろんな国の友達ができます。そうすると、いろんな国の人と交流できるようになって、どんどん視野が広がって、それは貴重な経験になると思います。だから、留学に向けてがんばってください。


まとめ
インタビューを通して、カルロスさんは、いろいろな国からの交換留学生を助けることができるので、会館チューターになってよかったと言っていました。私たち留学生もカルロスさんにたくさんサポートしてもらって助かっていますし、いい友達にもなっています。