キャンパス内で国際交流をしたいみなさんへ
Have international exchange
個人チューター制度
チューター制度概要
本学に入学した外国人留学生が日本での学生生活にできるだけ早く慣れるように、指導・協力を行うことを目的としたチューターを配置しています。これは、本学の教員・学生の協力を得て、留学生の日常生活に関する指導・助言及び専門分野の学習・研究効果の向上を図るための制度です。
茨城大学に在籍している外国籍の学生の勉強や生活を日本語で積極的かつ責任を持ってサポートできる学生を募集しています。特別な資格等は必要なく、学部1年次後期から登録可能です。募集は、前期は2月頃、後期は8月頃に、グローバルエンゲージメントセンターのホームページ、Facebook、Twitter、教務情報ポータル等を用いて行いますので、興味のある人はぜひ登録をしてください。
チューターの役割
チューターの役割は、大きく分けて、「勉学上のサポート」、「日常生活上のサポート」、「対人関係上のサポート」があります。
①勉学上のサポート
留学生にとって、授業科目の履修登録の仕方は複雑で分かりにくいものです。そういった疑問に答えたり、専門科目の効果的な学習方法について話したり、レポートの書き方や日本語に関する疑問に答えること等が学習上のサポートに含まれます。
②日常生活上のサポート
留学生は、日々の生活の中で、電話、電気、ガス、水道などの契約や支払の際、どこに連絡し、どのように手続きすればよいのか等、生活習慣上の疑問を抱えています。スーパーの場所や買い物の仕方、銀行口座の開設、バスや電車の利用方法など、細かな生活情報を得ることで、留学生は大きな安心を感じることでしょう。
③対人関係のサポート
日本人学生の友人も多くできるよう、日本人との対人関係をうまくやっていくコツなど教えてあげてください。友人同士をお互いに紹介しあうなども、一つの方法です。
チューター活動例
- キャンパスを案内し、諸施設の利用方法について説明した。
- 専門科目、教養科目の履修の仕方について、相談にのった。
- 勉強の疑問、授業や試験のアドバイスをした。
- レポートの作成方法について説明した。
- 日本語の勉強の補助をした。
- 入国管理局(出張所)へ同行し、手続きの補助をした。
- 銀行へ行き、口座の開設を手伝った。また、公共料金の支払い方法を教えた。
- 公共施設(病院、図書館、美術館等)を案内し、利用方法を説明した。
- アパートを探す手伝いをし、契約や制度について説明した。
- 昼食をとりながら、国の衣食、文化の違いについて話をした。
- 日本と母国についての生活習慣の違いについて話をした。
- 新聞、ニュース等の話題をもとに、社会の状況について話した。
チューターの資格
① 留学生の専攻する分野に関連のある日本人の大学院生等上級学年の学生
② ①以外で、指導教員が必要かつ適切と認める学生
チューターには特別な資格がありませんが、大切なのは、異なる文化の人と交流してみたいという、留学生との交流に対する興味・関心だといえるでしょう。
実施期間
実施期間
①前期:4月~8月 ②後期:9月~2月
チューターを利用できる期間
1)正規生 | ||
---|---|---|
区分 | 利用期間 | 時間数(目安) |
学部留学生 | 入学後1学期セメスターを含み、1年間以内 | 年間約20時間 |
大学院生 | 入学後1学期セメスターを含み、2年間以内 | 年間約30時間 |
2)非正規生 | ||
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区分 | 利用期間 | 時間数(目安) |
交換留学生日研生 | 入学後1学期セメスター | 年間約10時間 |
研究生 | 入学後1学期セメスターを含み、1年以内 | 年間約20時間 |
チューターは、留学生と話し合って「指導計画書」を作成します。
チューター経験者の声
- 留学生は母国から離れて日本に来ることもあり、将来のことに対してとても志が高かった。色々話をしていくうちに自分もこのままではいけないと感化され、ある意味励まされた。みとちゃんダンスにも一緒に参加できて、より良い有意義なチューター活動だったと思う。
- チューターを行う以前は、このように、自分とは異なる文化的背景などをもった方と接するという機会はなかったので、とても貴重な経験ができたと思う。チューター活動に参加して良かったと強く感じる。留学生に大学生活に関することを教えるというチューター活動であったが、留学生との交流を通して、自分も多くのことを学ぶことができた。チューター活動は、全体的に自分にとってとても新鮮な体験であったので、機会があればまた行いたいと思う。
- チューター活動を通して、自分の国の文化について新たな角度から見直すことができました。また。担当の留学生を通して留学生と関わる機会が増え、交友関係が広がりました。
- 留学生と触れることで、日本人の見方とは異なる様々な物の見方があることに気づかせてくれた。また、今回ベトナムの留学生を担当したのだが、ベトナムの料理や習慣などを知ることができた。