海外留学を希望するみなさんへ
Introduction of Global Education Center
危機管理情報
海外に留学・旅行した際、「自分の身は自分で守る」が基本です。大切なことは、日本の基準を世界の基準だと思わないこと。日本の基準・感覚で生活しないことです。また、「自分だけは大丈夫」と安易に考えてはいけないということです。
リスクを回避するための事前準備
1. 留学先の地域に関する情報収集
渡航先国の理解
- 渡航先国の民族性、文化、宗教、政治経済、習慣を海外旅行雑誌・ガイドブックや各種ウェブサイトでよく調べておく
- 可能であれば、渡航先国に滞在した先輩等の話を聞き、参考にする
- http://www.anzen.mofa.go.jp/
外務省の海外安全ホームページで、各国・地域に関する詳しい情報を得ることができる - http://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_mailservice.html
海外留学・研修期間中は、外務省の海外安全ホームページでメーリングリストに必ず登録をすること
治安
海外旅行の雑誌・ガイドブックや各種ウェブサイトで、渡航先大学のある都市・町の治安について調べる。また、アパート等を借りる場合は、その周辺の治安について調べる。
飲料水・食品衛生等
- 生水は飲まない。水道水は沸騰させてから飲む
※ レストランで出された水であっても、場所によっては注意すること - 野菜や卵など日本では生で食べられるものも、火を通してから食べることが望ましい
交通機関
渡航先の住居から大学までの移動手段・交通機関・所要時間等を調べる。
気候
年間を通した気温の変化などを調べる。
医療サービス
- 渡航先大学にどんな医療サービスがあるか、また予約制かどうか等を調べる
- 歯の治療は高額になるケースが多い為、歯の治療は渡航前に済ませておく
- http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/
外務省在外公館医療情報には、日本語で受信できる医療機関情報もある
2. 連絡先一覧表の作成
- 留学生危機管理サービス(OSSMA)ヘルプライン
- 留学先現地から最寄りの大使館、総領事館の連絡先
※各国の大使館や総領事館の住所・連絡先、さらにホームページは以下のウェブサイトを参照してください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list/ - 渡航先大学のグローバルエンゲージメントセンターに相当する部署または所属学部の連絡先
- 茨大所属学部の連絡先
- 茨大グローバルエンゲージメントセンターの連絡先
- 旅行会社の連絡先
- 渡航先大学の医療サービス・保健センターの連絡先
- 日本で加入した海外保険の連絡先
- 渡航先にある日本語対応の病院の連絡先(もし、あれば)
- 日本の携帯電話会社の連絡先(紛失等の場合に備えて)
- クレジットカード紛失時の連絡先(必要に応じて)
- パソコンの海外カスタマーサポートの連絡先(必要に応じて)
3. 医療用語
渡航先の病院でのコミュニケーションに支障をきたさないように、最低限、自分の病気が説明できるように医療用語を単語レベルでいいので、英語または現地の言語で言えるように事前に調べておく。
なお、OSSMAヘルプラインへ連絡をすれば、言語や医療用語等のコミュニケーションにおいてサポートが受けられる。
災害発生時の危機管理
- 災害に遭遇した場合は、安否報告を迅速に行う
家族、在外公館、大学関係者、OSSMAヘルプラインと連絡を取り、現状について速やかに報告する - 在外公館からの情報を入手する
渡航先で災害が発生した場合は、在外公館からの情報をホームページ等で入手する。(通常は、在留届を提出していれば、在外公館からのメール一斉配信等によって、情報を得ることができます) - 災害発生時は、危険な場所には絶対に近づかない
渡航先での行動についての一般的な注意事項(犯罪に合わないために)
- 危険な場所に近づかない
- なるべく目立たない格好をする
- 深夜の外出は控える
- 外出時はなるべく大通りを通る
※現地の地理を熟知するまでは、地図を携行する(携帯の google map でも良い)
緊急時に警察や救急に連絡する場合に、自分の居場所を確認する際に有効 - 所持品に対する注意を常に怠らない
- ドアの施錠、貴重品の管理は十分に注意する
- 大金を持ち歩かない
- 個人情報をむやみに他人に教えない
犯罪に遭遇してしまった場合
- 自分の身の安全を守ることを最優先する
- 無理な抵抗はしない
- すぐに警察・大学等に連絡する