学生による茨城観光・生活紹介
Project
全国展開中!Bánh Mì Dân Tổを取材!
取材日:9/10
書いた人:坂口芽衣
基本情報
取材先:Bánh Mì Dân Tổ (バインミーザントー)紹介するスポット:バインミー店とその表通り
住所:136 Hoàng Minh Thảo, Lê Chân, Hải Phòng(ハイフォン市レチャン区ホアンミンタオ通り136)
営業時間:6:00~22:00 年中無休(定休日なし)
Website:https://banhmidanto.com/
facebook: https://www.facebook.com/banhmidanto.hoangminhthao/
お店の様子
皆さんこんにちは!
私たちが紹介するベトナムの料理店は、今ベトナムで全国展開中のバインミー店、
Bánh Mì Dân Tổ (バインミーザントー)です。
ハイフォン市の中でも活気ある商店街。
モーターバイクが数多く行き交う通りの一角に、このお店はあります。
店内に入ると、小さいながらも機能的できれいな空間が広がっています。
カウンターにはなんと招き猫が!
招き猫はベトナムでも人気なのだそうで、商売繁盛の縁起物としていろんなお店に飾っているのを見かけるよ、とハイフォン大生が教えてくれました。
左手の壁には美味しそうなバインミーの写真や、食品安全保障機関(Công ty TNHH JTグループ)による保証書が飾ってあります。
バインミーとは
バインミーは、ベトナム語で“パン”という意味です。
ベトナムでは主にフランスパンのことを指します。
様々な野菜(紅白なます、ラディッシュ、キュウリ、パクチーなど)や卵、チーズ、肉などを挟み、お好みでソースをかけて食べる、いわばベトナム風サンドイッチですね。
植民地時代にフランスとアメリカの食文化の影響を受けてこのバインミーという料理がベトナムで広まっていきました。(出典:Wikipedia)
お店によって食材や組み合わせは千差万別です。
ベトナムでは非常にポピュラーな料理で、特に朝に食べることが多いそうです。
今回紹介するお店、バインミーザントーでは、バインミーのほかにミックスヌードルなども販売しています。
お店の名前、歴史について
ベトナムでは、夜10時以降に出歩いていると「ザントー」と呼ばれたりします。
夜遅くまで活動するダントー達にバインミーを提供したのが、この店の始まりです
2019年10月に創業したバインミーザントーは、現在ベトナム全国に30支店を展開しており、ハイフォンにあるこの店舗はその元祖本店です。
当時は午前3時まで営業していたそうですが、現在では店の場所も移し、午前6時から午後10時まで開店しています。
シフトは午前・午後・夜の三つに分かれており、それぞれの時間に50人ほどお客さんがいらっしゃいます。
メニュー 料理名
左側にはバインミー、右側にはヌードルが載っています。
トッピングやドリンクもたくさん種類があります。
お店で一番人気なのは、店名と同じBÁNH MÌ D N TỔ(バインミーザントー)
しかし、残念ながら売り切れのため今回はいただけませんでした。
気を取り直し、チームのハイフォン大生に食べてもらったのは、
MÌ TRỘN D N TỔ (ミーチョオ・ザントー)
BÁNH MÌ D N BAY (バインミー・ザンバイ)
BÁNH MÌ D N PHƯỢT (バインミー・ザンフォー)
の3つです!
まずはミックスヌードル、MÌ TRỘN D N TỔ (ミーチョオ・ザントー)から。
いやー、非常においしそうですね!
カップヌードルのような見た目ですが、スープはありません。その代わりお店伝来のタレが使われており、麺が乾燥することを防いでいるのだそうです。
具材にはソーセージ、紅白なます、きゅうり、などがあります。
しかし何といっても、半熟の煮卵がいかにもおいしそうです。
レストラン独自の醤油に漬け込んでいるそうで、紹介を聞いているだけでもお腹がすいてきます。
また、トレイや箸の包装もすごくおしゃれです。
続いて、BÁNH MÌ D N BAY (バインミー・ザンバイ)です。
こちらもボリュームがあっておいしそうですね。
レタスなどの野菜に、濃厚なソースに漬けた鶏のもも肉、スクランブルエッグ、ダブルモザレラチーズを混ぜ合わせています。
このお店のバインミーは、通常のバインミーよりちょっと大きいです。
20㎝、手のひらを大きく広げた時の幅と同じくらい長さがあります。
ところで、このバインミーはなんと1つ25000VND = 約100円なのです。
安い!と驚きましたが、それでも普通のお店(15K 70円)よりはちょっと高いのだそう。
理由の1つに、まずこのお店のバインミーがボリューミーであることが挙げられます。
バインミーザントーのスローガンは「おいしくて栄養たっぷり」です。
具材も栄養もたっぷりに作られている、ちょっとリッチなバインミーということですね。
また、バインミーザントーは環境保全などにも力を入れたブランド店であるため、必然的に値段は若干高くなるわけです。
それでも100円ですから驚きです。物価の違いを実感しました。
最後は、BÁNH MÌ D N PHƯỢT (バインミー・ザンフォー)です。
写真の通り、今にも中身がこぼれ落ちてきそうです。
ふんだんに挟まれた鶏肉、じゃがいも、きゅうり、にんじんに、とろけたチーズと甘酸っぱいイタリアンミートソースが絡まった満足の一品です。
とっても美味しそうですが、食べていると少しのどが渇いてきます。
これはどのバインミーでも同じで、よく水やお茶を飲みながら食べるのだそう。
ああ、本当にわたしも食べたかったです……
バインミーの下に見える包み紙も、環境に優しい製品が使われています。
店内もおしゃれですし、全体的に洗練されている印象を受けました。
取材を通してのコメント
最初から最後まで、とてもお腹がすく取材でした。
またいろいろな発見があり、とても充実した時間を過ごしました。
お店に入ってまず招き猫に驚き、値段に驚き、あとはお店には関係ありませんが通りのバイクの多さにもびっくりしました。
ベトナムでは車よりモーターバイクが主流なんですね。
バインミーやベトナムについては事前に少し勉強していましたが、知らないことがまだまだたくさんあるのだなと実感しました。
いつか絶対ベトナムに行ってみたい!という思いを強くしました。
取材の振り返り
また、お店についての情報はある程度知らないほうが、当日の驚きが増えて面白くなるのではないかと思いました。