学生による茨城観光・生活紹介
Project
特別な日におすすめのレストラン
今回は、茨城大学・ハイフォン大学それぞれの周辺で「お祝いの時に行くお店」をテーマにそれぞれ 「レストラン キャロッツ」、「レストラン 竹とんぼ」にインタビューをさせていただきました。キャロッツ取材日:2022年9月5日 15:00~16:00
作成者:佐野澄花、坂口芽衣、武藤真由子
竹とんぼ取材日:2022年9月1日 12:00~13:00
作成者:Vũ Thị Ngọc Anh, Nguyễn Thị Lương, Nguyễn Yến Linh
レストラン キャロッツ
住所:〒311-0105茨城県那珂市菅谷168-12
茨城大学水戸キャンパスから車で約15分
電話番号:029-295-4129
営業時間:lunch 11:30~15:00 (LO 14:00)
dinner 17:00~21:00 (LO 20:00)
定休日:毎週火曜日、毎月第3水曜日
オーナー:篠原 鉄矢さん
Website:https://www.e-carrots.com/
お店の特徴
お店の外装和室とテーブル席の両方があります。
お店の歴史
このお店は昭和62年(1987年)に、前代、現在の店長である篠原鉄矢さんのお父様が開業しました。それから35年、地域の人々に愛され続けています。「キャロッツ Carrot’s」というお店の名前は、牛の角を意味する言葉です。力強い牛は、スタッフの結束力を表しているそうです。
客層
客層は、赤ちゃんからお年寄りまでかなり幅広いです。家族で利用する方が多く、誕生日や出産祝いなど、記念日やお祝いの時に多く使われます。また、法事で使う方のために法事コースもあります。
おすすめ
茨城の特産品である常陸牛を使ったハンバーグ・ステーキがまず人気です。さらに、那珂市でとれた地元の新鮮な野菜が食べられるサラダバーも人気です。多くの人が、これらのメニューを求めてやって来るのだそうです。[150g]1,250円 (税込1,375円)
[200g]1,450円 (税込1,595円)
[250g]1,600円 (税込1,760円)
[120g]4,900円 (税込5,390円)
[150g]5,500円 (税込6,050円)
[200g]7,500円 (税込8,250円)
600円(税込660円)
やりがい
また、インタビューで店長の篠原さんは、お客様に「おいしかった」と言ってもらえた時や、レストランが少ない街でお祝いの場を提供できていることにやりがいを感じるとお話ししていました。
Chong Chóng Quán レストラン 竹とんぼ
住所:196 Phan Đăng Lưu - Kiến An - Hải Phòngハイフォン大学からバイクで約2分
電話番号:096-888-5286
営業時間:10:00~14:00、17:00~20:00(毎日営業), 休日を除く
このレストランは、ハイフォンの学生の間でよく知られているので、日本の皆さんに紹介したいと考えました。お値段もリーズナブルです。今回ご紹介する料理もベトナムの代表的な料理です。
お店の特徴
お店の外装・内装お店は少し小さめで、ワンフロア・ワンルームというシンプルな構造になっています。食事は外で調理します。混雑時も十分に対応できる設備が整っています。店内は常に綺麗に保たれているので、清潔さを気にする必要はありません。
お店の歴史
2020年にレストランをオープンして、もうすぐ2年になります。店長のNguyen Van Hieuさんは、このお店の近くに学校がたくさんあるため、学生に多く利用してもらえるのではないかと考えたそうです。お店の名前である「Chong Chóng/Quán(チョンチョン クァン)」は、ベトナム語で「竹とんぼ/レストラン」という意味になります。Chong Chóngは竹とんぼを含んだ風車を指す言葉です。竹とんぼを飛ばすために伸ばされる手はお客さんに喜んでもらうため頑張る店員の努力を表し、また風に乗る竹とんぼのようにお店も発展する、という意味が込められているそうです。
客層
年齢問わず食べられます。お客さんのほとんどは、学生や企業で働く社会人です。ランチタイムやディナータイムは店内が混み合います。誕生日、昇給、ちょっとした記念日など、特別な機会に食事を楽しむことができます。
おすすめ
ベトナムの伝統的な料理のひとつで、様々な野菜・肉・果物・春雨などをライスペーパーに巻き、たれに付けて食べます。また、同じくベトナムでは馴染み深いブンダオマムトム(bún đậu mắm tôm)もおすすめです。
【ネムヌン(nem nướng)】
30000ドン(日本円:約183円)
+15000 ドン(肉巻き棒1本につき追加)
材料: 豚肉、魚醤、砂糖、塩、酢、胡椒、ライスペーパー
野菜: レタス、キュウリ、グリーンマンゴー、バナナ(若く青いバナナ)、バジル、コリアンダーなど
たれ: 醤油、落花生
やりがい
店主は、このレストランが学生がパーティーをするのになじみのある場所になったら嬉しいと考えています。また、食べたお客様からお褒めの言葉をいただくことも多いそうです。
ふりかえり
2つのレストランの共通点と相違点【違ったところ】
1.創業年数
<キャロッツ>が前代から35年続く長いお店であるのに対し、<竹とんぼ>は創業してから2年の新しいお店でした。しかしどちらもすでに多くのお客さんから愛されていることに変わりはありません。
2.店内スペース
<キャロッツ>は地元でも比較的大きいレストランですが、<竹とんぼ>は道沿いのこじんまりとしたお店でした。
3.お客さんの層
<キャロッツ>は全ての年齢層から利用される一方、<竹とんぼ>は学生・若者を惹きつける雰囲気があるお店でした。それぞれのお店の特徴がよく現れていると言えます。
4.メニュー
<キャロッツ>では和食・洋食どちらとも、デザートまで幅広く食べられます。
<竹とんぼ>では主にベトナムの伝統的な料理が振る舞われ、春雨を中心に、つけダレを使った料理がたくさんあります。どちらもたいへん美味しそうでした。
【同じだったところ】
1.独自のメニュー
例えば<キャロッツ>では地元の食材が多く使われており、<竹とんぼ>では店オリジナルのソースが使用されていました。このように、どちらもそのお店でしか食べられない独自の料理を提供しているという特徴がありました。
2.クリーンさ
店内を清潔に保っていることはもちろん、どちらとも、食材では特に衛生管理に気をつけているというお話をしてくださいました。
3.お祝いに来るお客さんについて
また、例えば誕生日や嬉しいこと、法事やお正月など、人々が集まってお祝いをするシーンはどちらの国も同じだということも分かりました。
4.お客様の満足というやりがい
そして、なにより来てもらったお客様に満足してもらえるように、という願いはどちらのお店も同じでした。
取材を終えて
ハイフォン大学インタビューをする前は、1回目も2回目もとても緊張していました。インタビューを成功させるためにお店に取材許可をとることは、時間、お店の方の雰囲気など、多くの要因に左右されます。そして幸いなことに、私たちはフレンドリーな方に出会うことができ、 私たちの質問に熱心に回答していただきました。インタビューの後は、私たちは選んだお店についてより理解が深まり、食べ物の品質と彼らの働く姿勢に自信を持てるようになりました。同時に、ベトナムと日本の学生が結束と快適を求めてお祝いのレストランを選ぶ様子を知ることができました。どちらのお店も運営モットーを貫き、今後ますます発展されることを願っております。
茨城大学
今回の取材を通して、日本とベトナムの食文化の違いを知ることができました。ベトナムでは、青いパパイヤなど日本では使われない食材を使っていてとても驚きました。また、同じ食材でも使う調味料が違っていました。しかし、使われる食材や調理法に違いは見られますが、どちらのお店もお客さんのことを第一に考えていて、地域の人に愛されているということに違いはありませんでした。
キャロッツの皆さん、竹とんぼの皆さんの協力で、素敵な飲食店を紹介することができました。ご協力ありがとうございました!