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Introduction of Global Education Center
留学体験・協定校情報
はじまりの夏
農学研究科
留学期間2022年度研修 AIMS派遣プログラム
授業で学んだ専門的な内容について
ジェンデラル・スディルマン大学では、授業は留学生用に特別コースを設けられ、そのコースの4つの授業を履修した。
Processing technology of coconut productの授業では、主に東南アジアで人々と密接にかかわっているココナッツの食産業について詳しく学んだ。
Indonesian local food technologyでは、インドネシアの様々な伝統料理について広く学び、その食品の製造方法などについて、実際に現地に赴き、見学させていただいた。
Food Packagingでは、主にインドネシア及び世界の食品における包装・保蔵についての技術や仕組みを学んだ。また、インドネシアの食品表示についての法律についても学んだ。
Indonesian food fermentationでは、インドネシアの伝統的な料理であるtempeなどをはじめとした発酵食品及びその技術について学んだ。
ほかにも、フィールドトリップに参加し、実際に生で食品を製造しているのを見学し、実食させていただいた。
海外の大学で授業を履修するにあたって工夫した点および反省点
受業を履修する際、まずはIROと呼ばれる留学国際課に行き、ITASの登録や学生番号、履修登録を行った。その後、チラチャプの移民センターにITASの申請を行った。これらは現地のバディや先生と協力して行う必要がある。
また、図書館といった設備を使う際には、使用時に入館登録をする必要があるのでバディや先生から教わる必要がある。
先述したが、授業は基本現地の学生が優先されるので、多忙な先生の授業ではスケジュールを把握しにくく、授業が延期・中止されることもあるので、早起きや予定を空けておく必要がある。また、フィールドトリップや、プレゼンテーションが週末やテスト後に畳みかける場合が多いので、注意が必要だった。
多様な文化・価値観に触れることで得られたこと
インドネシアはムスリムの国であったため、宗教の違いが非常に興味深かった。服装や食事だけでなく、礼儀策法やタブーとされること(食事等)、全てが教科書だけでは学べないことであり、自身にとって非常に刺激的なものであった。特に、人との関わりにおいてそれは顕著に思えた。インドネシア人は皆親切に他人に接し、そして勤勉にも思えた。しかし、日本人は皆人見知りで、社交性ではなく、むしろ人見知りで消極的である人のほうが多い。
この留学を経て、自分は少し積極的に行動できるようになったと感じている。また、自分に足りない行動力や、後回しにする欠点に気が付くことができてよかった。
留学で得た知識・経験を,自身の将来にどのように活かしていくか
今回の留学で、私は物事の考え方や、積極性、根気強さ、そして英語力が身についたと感じている。インドネシアというイスラム教の国に滞在し、今までは平面でしか考えていなかった考えが立体的に別の視点で俯瞰できたと感じた。特に、グループワークや、日々の生活において、現地の人と対話できたのは非常に素晴らしい経験を行えたと感じている。また、積極性に関しては、日々の生活1つ1つが挑戦であったため、常に新しいことに挑戦し続けるチャレンジ精神を身に着けることができたと感じている。最後に英語力だが、今までは翻訳アプリで翻訳を行っていたことが多かったが、現地の学生や人々と会話することで、可能な限り自分の英語で会話を試みた。また、他人が会話上で使っていた熟語などをメモし、自分でも使えるように練習し、ものにした。
そして、今回の留学で自信を得ることができてよかった。
派遣先大学で特に良かった点
特に良かった点として、関わってくれた全ての人が親切だった点である。友人、生徒、先生、ホームステイ先のファミリーなど、自分は関わる全ての人に助けられ、そして親切にしてもらった。自分の体調が悪い時、すぐに駆け付けて心配してくれることや、一緒に楽しい時間を過ごしてくれたこと、全てが感動的でうれしかった。そして、今回の留学で別れのつらさも経験できてよかった。日本のように、またすぐに会える関係ではなく会えるかはわからないが、本当に一期一会の出会いができてよかった。
同じ大学へ行く後輩へのアドバイス
留学に行くことは非常に未知で、全てのことが挑戦であり怖いかもしれません。しかし、恐れをなしてホームステイ先でひきこもるのではなく、仲間やバディと協力して毎日を挑戦してみてください。日本にいればわからないことが沢山あり、刺激的な毎日を過ごすことができます。
本当につらいことがあれば、日本の家族や友人に電話でお話を聞いてもらうことや、インドネシアにある日本食をたべて乗り切りましょう!
本当にインドネシアでどうすれば分からないとき、mantap!(大丈夫)、bismillah(何かをする前に言う)、alhamdulillah(何かした後に言う)、terima kasih(ありがとう)といえば何とかなります。
使ってほしくないですが、最悪翻訳を使えば何とかなります。
最後に、単位と命とパスポートさえあれば大丈夫です。