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基盤科目「ビジネスコミュニケーション」企業訪問(ライフサポート山野)
基盤科目「ビジネスコミュニケーション」(日本人学生14名、留学生12名が履修)では、日本企業や海外の日系企業などのビジネス現場で必要とされるビジネスコミュニケーションスキルをプロジェクト活動を通して学びます。プロジェクト活動では、茨城県内の企業が抱える実際の課題について議論し、その解決策を具体的な調査やパイロットケースをもとに企業に向けて提案をします。
5月9日(金)、ご協力いただいている企業の一つであるライフサポート山野を、担当する学生7名が訪問しました。ライフサポート山野の課題は、インドネシアの大学生と日本の中小企業をつなぐオンラインアルバイトのプラットフォームを構築すること。ライフサポート山野の山野英治氏は、外国人材を受け入れたり、インドネシアの大学で大学生向けの講義をしたりするなかで、インドネシアでは大学生ができるアルバイトがないことに気づかれたそうで、茨城の中小企業でできるアルバイトの機会をオンラインで提供したいと考えられたそうです。訪問では、まず山野氏がなぜこの活動に取り組みたいのかを、インドネシアの学生からの視点、人材不足に困る中小企業の視点、「茨城」を海外の学生達によりよく知ってもらうためのPRという視点から熱くお話しいただきました。そして、どんなアルバイトが可能かをブレインストームしました。やりとりのなかで、山野氏から、アルバイトの需要と共有の関係、効率化だけを求めることが果たして現地の人々にとっての幸せになるのか、商品的な価値を生み出していくにはどうすればいいのかなど、企業を経営される立場からの生の意見を伺うことができました。
山野氏からは、プロジェクトを進めていくうえではいろんな人の声を聴くことが大切なので、学生だからと委縮せずに躊躇せずにどんどん意見を出してほしいと、暖かいことばもいただきました。
ライフサポート山野の山野氏とみなさま、どうもありがとうございました!

