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🌏学生が企画!ベトナムでも日本文化を紹介──MARIE CURIE高校での文化交流イベント(オンライン参加)
2025年9月20日(土)、ベトナム・ハイフォン市のMARIE CURIE高校にて、日本文化紹介イベントが開催されました。本イベントは、グローバルエンゲージメントセンターの教員が担当する授業「国際共修(ベトナム)」の一環として、COIL(Collaborative Online International Learning)プロジェクトを通じて企画されたもので、9月13日に茨城大学水戸キャンパスで実施された「ベトナム文化紹介イベント」と対になる国際協働の実践です。
今回のベトナム側のイベントは、ハイフォン大学の学生が中心となって企画・準備を行い、現地の高校生に向けて日本文化を紹介するプログラムを構成しました。茨城大学からは学生3名がオンラインで参加し、日本語で説明を行いながら、ハイフォン大学の学生がベトナム語に通訳する形で交流が進められました。
紹介された日本文化の内容は以下の通りです:
🎴 めんこ体験:担当学生は、自身が子どもの頃に遊んだエピソードを交えながら、めんこの魅力やコツ(どうすればうまくひっくり返せるか)を紹介。実演を通じて、遊びの楽しさだけでなく、文化的背景にも触れる機会となりました。
🥋 紙相撲体験:担当学生は、紙で作った力士や土俵を実際に画面越しに見せながら、紙相撲の作り方や遊び方を丁寧に説明。現地の高校生も興味津々で、手作りの道具に親しみを感じていました。
🍵 茶道紹介:茶道の所作や意味、道具の使い方などを紹介。静かな動作の意味や「おもてなし」の心を伝える工夫がされており、現地の生徒たちにとって新鮮な学びとなりました。
学生たちは、オンラインという制約の中でも、自国の文化を他者に伝える力や、異文化間の協働の重要性を実感する貴重な機会となりました。ハイフォン大学の学生との連携により、言語や文化の壁を越えたスムーズな運営が実現し、参加者同士の温かな交流が生まれました。このような国際協働の実践は、学生たちにとって「伝える力」「協働する力」「異文化理解力」を育む貴重な学びの場となっています。今後も茨城大学では、オンラインと対面を組み合わせた国際共修の取り組みを通じて、学生の成長と地域・国際社会とのつながりを深めていきます。
📎関連リンク:
茨城側のイベント報告:https://cge.lae.ibaraki.ac.jp/news/2025/0916.html




