海外留学を希望するみなさんへ
Introduction of Global Education Center
留学体験・協定校情報
語学学校とTTU
理工学研究科知能システム工学科
留学期間2016年5月~2016年12月
留学体験談
大学3年の頃から留学したいと考えていました。しかし、卒業が1年遅れてしまう点と1 ヶ月以上海外滞在する経験がなかった点から留学に踏み切れませんでした。そんな時、フィリピンへ短期留学した人の話を聞き興味を持ち、フィリピンへ1ヶ月短期留学をしました。そこで異なる文化を学ぶ楽しさを知り、英語を喋れるようになって異なる国の方と交流したいという想いがより強くなりました。その後、大学院へ進み将来を考えた時、留学できるのは今しかないと考えて留学を決意しました。
大変な手続きと大量の予防接種を終え、私は2016年5月から12月までの8ヶ月間アメリカテネシー州クックビルという小さい町にあるテネシー工科大学へ留学しました。TTU(Tennessee Technological University)を選んだ理由としては、「院生でも留学可能」、「長期間滞在」、「就職活動に支障をきたさない期間」の3点です。
語学学校(3ヶ月間)
大学付属の語学学校に通いました。大学の授業についていけるよう他の国から来ている留学生と一緒にグループワークやライティング、与えられた議題に対しディスカッションをしながら英語力を鍛えました。はじめの2ヶ月は自分が伝えたいことがうまく伝えられず苦労しましたが、一人では悩まずに友達や先生たちに相談し乗り切りました。また、学校で定期的にイベントを主催してくれるため、他の国からの留学生と交流が深まり、アメリカ以外の文化や考え方の違いが知ることができ良い経験になりました。
この三ヶ月で感じたことは英語も日本語と同じ言語だということです。ミスを恐れずに伝えようとする心がけが大切だと学びました。
TTU(4ヶ月間)
残り4ヶ月は、現地の大学生に混ざって講義を受けました。語学学校で単に英語を勉強するのではなく、学習し身につけた英語を用いて経済学やマーケティングを学びました。私の専攻とは、全く異なる分野を受講したので、とても新鮮な体験でした。また、組織内のコミュニーケーション方法を学ぶ授業では、実際の合同企業説明会でリクルータの方にお話を伺い、レポートにまとめるという実践的な課題が出題されました。カヌーキャンピングの授業では、週末泊りがけでカヌーをしに行きました。TTUではサッカーからスキューバダイビング、ボルダリング、サムライソード?まで幅広い科目を取り揃えています。スポーツは言葉が通じなくても一緒にでき、比較的簡単に友達を作れるので、体育科目を受講してみるのも良いと思います。
大学に入ってから図書館に引きこもり勉強漬けの日々でした。朝7 時から深夜2 時まで開いており、館内にカフェも併設されているため、勉強のための環境は非常に整っていると思います。勉強に明け暮れる日々でしたが、休日はクラスメイトと外出しメリハリをつけることで乗り切りました。
大学に入るとアメリカンと関わる回数が増えます。その中で、同意義語でも微妙な意味の違いや書き・話し言葉の存在を肌で感じ、教科書には載っていないような生きた英語が現地の人から学べるので興味深かったです。特に驚いたことは、日本では"often(しばしば)"という単語を"オーフン"という発音で習ったのですが、実際には "オフトゥン"が正式な発音でそちらの言い方のほうがメジャーだったことです。
休暇
長期休暇があると多くの生徒たちはどこかに旅行する計画を立てます。私もNY で買い物やライオンキング鑑賞し、カナダでは、スノーボードやオーロラ鑑賞をしました。この旅で出会った人とは今でも仲良くさせてもらっています。人との関わりの大切さと英語が通じれば自分の世界が広がることを実感した旅となりました。せっかくアメリカに行くので、休みがあればどこかに行ってみることをお勧めします。
ホームステイ
ホストファミリーの方は非常に親切で、まるで実家にいるような感覚でした。特にホストマザーが健康オタクで料理好きな方だったため、野菜がたくさん出てきて助かりました。大学入ってからの4ヶ月は寮に住む予定だったのですが寮費が10万円以上(食費を抜く)と高かったため、ホームステイを継続しました。
留学を終えて、この経験は今後の自分の人生の糧となっていくと考えています。
この体験談を読んでくださっている方へ
What better way to learn English than in the country itself.
https://www.youtube.com/watch?v=CH3cMAX5GO8
このURLは留学していた時の仲良くなった韓国人の方が作った留学に関する動画です。もしよかったら見てみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。