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ブルネイ短期語学研修報告(8月27日~9月10日)
毎年好評のブルネイ・ダルサラーム短期語学研修では、今年度はプレゼンテーションスキル及びコミュニケーションスキルを身につけるための研修を実施しました。 新型コロナウィルス感染拡大により、オンラインで2021年8月27日(金)~9月10日(金)に行いました。 インドネシアの大学や京都大学、香川大学、東京外語大学、茨城大学など世界中から学生が参加し、茨城大学からは11名の学生が本プログラムに参加しました。 プログラムでは、英語での魅力的なプレゼンテーションをできるようになることが目標となっており、プレゼンの基礎、オーディエンスの興味の引き方、 見やすいスライドの作り方、自信の付け方など様々な講義やワークショップが行われました。研修の最後には最終発表会が行われ、茨城大学からは3人がベストプレゼンテーション賞を受賞しました。
他にも、ブルネイの文化と暮らし、ブルネイの観光、ブルネイの歴史、ブルネイのポップカルチャーなどの講義のほか、ブルネイの伝統的なお菓子の作り方、ブルネイの伝統的な踊りに関するワークショップが行われました。 ブルネイダルサラーム大学の学生との交流もあり、学生同士のソーシャルメディアを用いたオンラインコミュニティを作成しました。 研修に参加した学生の声からは、「プレゼンテーションやスピーキングに自信を持つことができた」「自宅にいながら、でブルネイの文化や東南アジアの文化に触れ、深く知ることができた」、 「英語学習へのモチベーションがさらに高まった」など、オンラインでも英語力やコミュニケーション力の向上があり、文化的な学びも促されていたことが確認されました。 また、本研修では「20年後のブルネイをより良い国にするためには」がテーマとなっており、学生からは「どのような点を改善したらより良くなるのか、問題点は何かを意識しながら授業に参加したことも、 ブルネイをより深く知ることができた理由なのではないかと思う」とのフィードバックをもらっています。
さらに、「今後ブルネイに行ってみたいと思うようになった」というようなコメントも多く、オンラインで研修を行うことにより、もっと学びたいという欲求や未知への好奇心を促すことができたのではないか思います。
茨城大学グローバル教育センターでは、今後もオンライン海外研修の可能性を探り、より多くを学び、成長できるような海外研修を企画実施できるよう尽力いたします。