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実績報告
基盤科目「公共社会:全学地域PBL IV」コマツ茨城工場の訪問(6月12日(木))
茨城大学グローバルエンゲージメントセンターの教員が担当する基盤科目「公共社会:全学地域PBL IV」では、ひたちなか市国際交流協会のにほんご教室ルンルンのご協力のもと、多文化化が進む地域社会の課題を学び、地域の一員として多文化共生に向けて何ができるかを考えるプロジェクト型学習を行っています。
今回のプロジェクトでは、にほんご教室ルンルンの学習者とともに、ひたちなか市内で外国人材を雇用している企業を訪問し、その内容を7月に開催される国際交流協会主催のイベントで報告する予定です。
6月12日(水)には、受講学生2名と、にほんご教室ルンルンに通うインド・中国出身の学習者2名が、コマツ茨城工場を訪問しました。現地では、総務課のご担当者をはじめ、フィリピン出身のエンジニア社員2名とその上司の方々にインタビューを行いました。
訪問では、日系企業の海外展開、日本で働く高度外国人材の受け入れ体制、外国人社員の働き方や感じている課題など、非常に貴重なお話を伺うことができました。また、子どもへの支援体制の重要性についても話題となり、インド出身の学習者が自身の経験をもとに、ひたちなか市内の小学校での受け入れ体制について具体的なアドバイスを行う場面もありました。
学生たちにとっても、現場の声に直接触れることで、多文化共生の現実と課題を深く理解する貴重な機会となりました。


