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外国にルーツを持つ子どもたちの学習支援活動 @ 阿見(10月9日(木))
2023年度に実施していた「外国にルーツを持つ子どもたちの学習支援活動」が、2年ぶりに阿見町で再始動しました。近年、阿見町では外国にルーツを持つ子どもたちの数が急増しており、学校現場からも支援の必要性が高まっています。小学校の先生からの強い要望を受け、今年度は阿見町教育委員会および阿見町立あさひ小学校の協力のもと、茨城大学の学生によるiOP活動として、地域貢献型の学習支援を展開することとなりました。
初回となる10月9日(木)の活動には、茨城大学の学生4名と、阿見町内に暮らす外国にルーツを持つ子どもたち8名が参加しました。活動は放課後の時間を活用して行われ、まずは子どもたちの宿題のサポートからスタート。学生たちは、子どもたち一人ひとりの理解度やペースに合わせて、丁寧に寄り添いながら学習を支援しました。
続いて、日本語の語彙や表現に親しむことを目的とした言語ゲームを実施。遊びの要素を取り入れながら、楽しく日本語を学ぶ時間を過ごしました。子どもたちは笑顔を見せながら積極的に活動に参加し、日本語でのやりとりにも少しずつ自信を持ち始めている様子が印象的でした。
参加した学生からは、「日本語を上手に話しているように見えても、学習となるとつまずく場面が多く、どうサポートすればよいか今後もっと考えていきたい」といった声が聞かれ、学生自身にとっても多くの気づきと学びが得られる時間となりました。
この活動は、子どもたちの継続的な学びを支えることを目的として、今後も毎週木曜日に実施していく予定です。地域の中で、大学生と子どもたちが共に学び合い、成長していく場として、今後の展開が期待されます。


