防災運動会(11月30日(日))

11月30日（日）、勝田中等教育学校を会場に、防災とスポーツを組み合わせた「防災運動会」が開催されました。勝田中等教育学校、茨城工業高等専門学校、ひたちなか市国際交流協会、そして茨城大学が協力し、在留外国人を含む地域の皆さまとともに、防災について楽しく学ぶ機会をつくりました。

防災運動会は、運動会の楽しさに防災の知識を取り入れたユニークな取り組みです。災害時には、在留外国人が情報弱者となりやすく、さまざまな困難に直面することがあります。このイベントは、地域住民と在留外国人が交流しながら「もしもの時」に備えることを目的としています。茨城大学からは、iOP活動の一環として学生が運営に参加し、中等教育学校の生徒と協力して準備を進めてきました。学生は毎週月曜日に学校を訪問し、競技内容や進行の打ち合わせを重ねてきました。

当日は、やさしい日本語での自己紹介や災害用語の説明、防災クイズ、新聞紙で作ったスリッパを使った競争や土のう運びリレーなど、楽しみながら学べるプログラムが多数行われました。会場には笑顔があふれ、参加者からは「楽しかった」「防災についてよく理解できた」といった声が寄せられました。