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実績報告

シンポジウム「地域と連携した国際共修授業の実践と可能性」開催(1月29日(木))

2026年1月29日、茨城大学水戸キャンパスにて、宇都宮大学と茨城大学の共催によるシンポジウム「地域と連携した国際共修授業の実践と可能性」を開催しました。当日は、対面20名・オンライン50名、計70名が参加するハイブリッド形式となり、教員・学生・企業関係者など多様な立場の参加者が集まりました。

本シンポジウムは、大学教育における国際共修を地域との協働の視点から見つめ直し、その実践と可能性を共有する場として企画されました。前半では、両大学による国際共修授業の実践報告が行われました。宇都宮大学からは、地域の国際化に関わる課題をテーマに、留学生と日本人学生が協働して調査・討議・発表に取り組む「異文化理解の世界B」の事例が紹介されました。茨城大学からは、地域企業と連携し、学生が企業のリアルな課題解決に挑戦する「ビジネスコミュニケーション」の取り組みが共有され、企業訪問やアンケート調査、提案づくりなど、学生が実社会と結びついた学びを経験している様子が示されました。さらに、両大学の学生が登壇し、異文化協働での気づきやコミュニケーションの工夫、企業との対話を通じて広がった視野など、実践に根ざした学びを語りました。

後半のパネルディスカッションでは、教員・学生・企業が一堂に会し、国際共修授業の教育的意義、地域連携の重要性、今後の発展の方向性について活発に議論しました。学生の率直な声や企業からのリアルな視点が加わったことで、大学と地域がともに学びをつくる可能性がより鮮明になりました。

参加者アンケートからは、多くの前向きな声が寄せられました。「国際共修授業の意義を深く知ることができた」「宇都宮大学と茨城大学の事例を両方知ることで理解が深まった」といった学びに関する声のほか、「学生や企業の率直な話が聞けて良かった」「具体的な活動例と学生の感想がありイメージしやすかった」というフィードバックもありました。また、「地方大学と地域企業の連携が素晴らしい」「大学と地域がどう連携を進めるか、教員の姿勢に刺激を受けた」など、今後の取り組みに期待するコメントも多く見られました。

今回のシンポジウムは、国際共修が単なる異文化交流にとどまらず、地域の課題や企業との協働を通じて、学生が主体的に社会と関わる実践的な学びへと発展していることを共有する貴重な機会となりました。大学と地域が協働して若者を育てる仕組みづくりが求められる中、その可能性を多くの参加者が実感する場となりました。