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実績報告

食を通じてつながる学びの深化 — COILプロジェクト最終振り返り(6月6日(土))

2026年6月6日(土)、茨城大学とブラジル・エスピリトサント連邦大学(UFES)の学生がオンラインで集まり、基盤科目「国際共修(ブラジル)」のCOILプロジェクトのふりかえりセッションを行いました。

本プロジェクトでは、約1か月にわたり、日本とブラジルの学生がグループごとに協働し、食文化交流を軸とした活動に取り組んできました。オンライン上で共に料理を作り、互いの文化や日常生活について語り合う中で、言語・文化双方の壁を越えた学びを積み重ねてきました。最終回となる本セッションでは、それぞれの経験を振り返りながら、プロジェクトを通して得られた学びや気づきを共有しました。学生からは、「普段の授業では得られない国際交流の機会だった」「異なる文化背景を持つ学生と協働することで、新しい視点に出会えた」といった声が多く聞かれました。特に、キッチンという身近な空間を共有しながら交流したことについて、「教室を越えて日常生活の一部を共有できたことで、より深い理解につながった」という意見が印象的でした。

また、食文化を扱ったことにより、「料理を通して相手の価値観や習慣を自然に理解できた」「食事の作り方や食べ方に文化や歴史が反映されていることに気づいた」といった学びも多く報告されました。 日本とブラジルの食文化の違いだけでなく、共通点にも気づくことで、異文化理解がより身近で実感を伴うものとなっていたことがうかがえます。 さらに、学生たちは「教える側」と「学ぶ側」の両方を経験したことで、自らのコミュニケーションの在り方についても省察を深めました。「相手に分かりやすく伝える難しさを実感した」「完璧でなくても伝えようとすることが大切だと分かった」といった声があり、英語運用能力だけでなく、相手への配慮や柔軟なコミュニケーション力の向上につながったことが確認されました。

今回のCOILプロジェクトを通じて、学生たちは単に異文化について知識として学ぶのではなく、実際に「体験し、伝え合う」ことの中で理解を深めました。「英語で話すことに自信がついた」「国境を越えたつながりを実感できた」「また参加したい」といった前向きな声からも、本取り組みが学生の学びや意欲に大きな影響を与えたことがうかがえます。 食を入り口とした今回の実践は、学生同士が互いの文化に触れ、自分自身の背景を見つめ直す貴重な機会となりました。今後もこうした国際共修の取り組みを通じて、国境を越えて学び合う教育の可能性をさらに広げていきます。