お知らせ

News

実績報告

海外にルーツを持つ子どもたちへの学習支援活動(7月30日(木))

7月30日、ひたちなか市国際交流協会と連携し、海外にルーツを持つ子どもたちを対象とした学習支援活動を実施しました。当日は茨城大学の学生32名が参加し、子どもたちの学びと交流を支援しました。
この活動は、海外にルーツを持つ子どもたちが学校の長期休暇中も日本語に触れながら学びを継続できるよう支援することを目的として実施しているものです。日本語での日常会話には不自由がなくても、学校で使用される「学習言語」はより高度な語彙や表現が求められるため、授業内容や宿題の理解に困難を感じる子どもも少なくありません。また、長期休暇中は日本語を使用する機会が減少し、学習面での課題が生じやすくなります。
午前中は、夏休みの宿題を中心とした学習支援を行いました。学生たちは子どもたち一人ひとりに寄り添いながら、教科の学習だけでなく、絵日記や絵画制作など、日本の学校ならではの宿題についてもサポートしました。こうした課題は、日本の学校文化や行事への理解が求められる場合もあり、海外にルーツを持つ子どもたちにとっては戸惑いの要因となることがあります。学生たちは子どもたちが課題の内容を理解し、自信を持って取り組めるよう丁寧に支援を行いました。
午後は、茨城大学のSDGs系サークルLinkingと星見同好会によるプラネタリウム企画を実施しました。学生たちが会場の設営や運営を担当し、星空や宇宙について分かりやすく紹介しました。子どもたちは、ドームいっぱいに広がる星空を見上げながら熱心に説明を聞き、宇宙や科学への関心を深めていました。また、体験を通して自然に日本語に触れながら学ぶ機会にもなりました。
今回の活動は、子どもたちにとって学習支援と楽しい体験を両立した充実した1日となっただけでなく、学生にとっても多文化共生や年少者日本語教育について考える貴重な実践の場となりました。参加した学生からは、子どもたちとの交流を通して、言葉や文化の違いを超えて学び合うことの大切さを実感したという声も聞かれました。
今後もひたちなか市国際交流協会と連携し、海外にルーツを持つ子どもたちが安心して学び、地域の中で成長できる環境づくりに取り組んでいきます。