学生による茨城観光・生活紹介

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留学が人生に与えた影響

インタビュワー:テラカドユカ、Paramawati Risma

私たちは現在ニューヨークに住むGenaさんにオンラインでインタビューをしました。Genaさんは2016年に6か月間茨城大学で留学していました。

留学の理由

Risma:日本へ留学したのはなぜですか?
Genaさん:言語を勉強することに興味があり、アニメの影響で特に日本語に興味がありました。次第に日本の文化や歴史にも興味を持ち始めました。

Risma:茨城大学を選んだ理由は何ですか?
Genaさん:私が通っていたペンシルベニア州立大学は茨城大学と姉妹校でした。交換留学のプログラムがあり魅力的でした。

Risma:初めて茨城大学に来た時どのように感じましたか?
Genaさん:サポートが手厚いと感じました。会館に住んでいたとき、チューターと友達に何度も助けられました。会館にいるスタッフ全員がとても親切でいい時間を過ごすことができました。会館にはアメリカから来た人だけでなく他の国から来た人もたくさんいました。たくさんの人と会うことができ楽しい時間でした。今でも日本の友達と連絡を取っています。

Risma:日本での生活を早く受け入れることができたようですね。
Genaさん:はい。でも食べ物も違い、みんなが英語を話せるわけではないので初めの2週間は慣れるのが大変でした。友達や家族と話せないので寂しくなる時もありました。でもすごく早くなれることができました。
みんな:よかったですね!!

留学の思い出

Risma:日本の好きな文化はありましたか?
Genaさん:祝日が大きな文化の違いだと思います。日本ではお盆やお正月などがあり、アメリカと似ているものや全く違うものなど様々なものがありました。  

Risma:留学中一番楽しかった経験はなんですか?
Genaさん:町のよさこいダンスに参加したことです。アニメなどで見たことがあったので、とても楽しかったです。特にパフォーマーとして参加できたのが本当に楽しかったです。

ユカ:大学の近くで開催されたお祭りですか?
Genaさん:あまり覚えていませんが、水戸駅の近くで行われていたと思います。
ユカ:楽しい思い出だったのですね。  

Risma:大変だったことは何ですか?
Genaさん:テストが心配でした。高得点を目指していたのでいつも勉強をしていました。楽しむための時間や日本を満喫する時間と勉強する時間のバランスをとるのが大変でした。初めての海外だったので、もっとできることをしたかったのですが、6か月しかなかったのですごく忙しかったです。

ユカ:テストや授業は英語で行われていたのですか?
Genaさん:ほとんどの授業やテストは日本語でした。

ユカ:すごくいい日本語の勉強になりますね。
Genaさん:日本語の勉強の助けになりました。レベルも格段に上がりました。

Risma:JLPTのテストは受けたのですか?
Genaさん:テストは苦手なので受けたことありません。

Risma:日本で働くにはJLPTのスコアが必要だと思いました。
Genaさん:そうだと思います。でもコロナ前に私は日本の英会話教室で働くことができました。そこでは日本語を話せるかどうかではなく、ネイティブスピーカーであるかどうかを重視していたので働くことができました。

Risma:先ほど勉強とのバランスが大変だとおっしゃっていましたが、日本では勉強以外に何を楽しみましたか?
Genaさん:いい質問ですね。友達とたくさん買い物に行きました。会館ではパーティーも開かれていたので、みんなで楽しみました。

水戸黄門まつりでのよさこい

留学がもたらした変化

Risma:留学を通してどのような教訓を得ましたか。
Genaさん:コンフォートゾーンから抜け出すことの重要性です。私はアメリカをこれまで離れたことがなかったため、日本に留学することは非常に大きな決断でした。しかし、日本に来たことで新しいことに挑戦することができました。コンフォートゾーンにいたままではできなかった事です。

ユカ:留学をしたことで人生は変化しましたか?
Genaさん:間違いなく変化したと思います。日本で留学した後また日本に戻りたいと思い英会話教室で働きました。また茨城県にいる友達と今でもよく話しています。留学をしていなかった自分を想像することはできません。

Risma:最後にメッセージをお願いします。
Genaさん:恐れないでほしいです。学生でいられる時間がとても貴重です、だから新しいことに挑戦し、時間を活かしてほしいです。

ユカ・Risma:ありがとうございました。

Comment from writers:

今回Genaさんにお話を伺い、留学は人生を豊かにするものだと思いました。彼女は現在ニューヨークに住み、日本語はあまり使っていません。しかし、彼女が経験したことや日本の友達は彼女にとってかけがえのないものだと感じました。学生という限られた時間を充実したものにするためにもコンフォートゾーンから抜け出す勇気が必要だと思いました。