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留学体験・協定校情報
観光では出会えない、日常のインドネシアと人

農学部
留学期間2025年度研修 AIMS派遣プログラム
授業で学んだ専門的な内容について
Food chemistry ; 食品の機能やその構造について幅広く学ぶことができる。2年次に履修した食品化学の授業と比較して、1つ1つの栄養素について深く、濃く学ぶことができた。
Food microbiology;微生物の分類やその検出方法、それら微生物が引き起こす食中毒についてなど、微生物に関する内容を広く学習した。
Food safety and sanitation:前半では、食品加工、流通の現場で起こるコンタミネーションの仕組みについて、インドネシアでの食品衛生基準と比較しながら学んだ。後半では、インドネシア規格とともに上水処理について学習した。
Post harvest and handling of agriculture;講義では、熱帯地域で採取される作物をメインに取り扱い、対象となる作物がどのように収穫、出荷されるのか、その過程について学んだ。実験では、実験器具の取り扱い方とともに、熱帯植物がどんな条件で劣化するのか、収穫された作物の観察を主に行った。
海外の大学で授業を履修するにあたって工夫した点および反省点
1度の授業だけでは内容を掴むことが困難であったため、予習復習どちらか一方はするべきであったと考える。私は、課題に追われながらもそれを十分に行おうとして、自分で自分を苦しめてしまったため、もっと簡単な方法で良かったと反省している。わからない単語を授業前に調べておくだけでも授業理解度は変わると思う。グループ課題がほとんどであった。それらは班員と同タイミングで始めて、一気に完成させるスタイルだった。私はレポート作成に不慣れで時間がかかったため、事前に論文を読んでおく等、レポート作成の波に乗るために、早めにできることはやるようにしていた。授業にもよるが、課題の要項が提出日直前まで伝えられないことも多かった。そういう場合には、待つだけでなく主張することが重要であった。
多様な文化・価値観に触れることで得られたこと
インドネシアで私が触れた多様な文化・価値観は、宗教によって大きく影響を受けていた。その宗教観を通じて、私はその人の持つ背景によって、人が何を大切にして生きているのかは大きく異なるという視点を得た。例えば、1日に5回のお祈りも私たちには到底できないことだが、インドネシアの大多数の人にとってはそれが当たり前であった。私にとっての普通は当たり前ではないと理解することで、人の「違い」に対して寛容になった。それにより、自分の意見を無数にある価値観の1つとして大切にして良いと考えられるようになった。その結果、自分の考えや意見に自信を持つことができるようになった。
留学で得た知識・経験を,自身の将来にどのように活かしていくか
私は今回の留学を通して、自分の意見を述べることをためらわなくなった。インドネシアの文化に触れ、IPBで出会った学生たちと積極的に交流してきた結果、そしてこの留学を最後までやり遂げることができたという達成感から、自分自身の考えに自信を持てるようになった。この留学で、特に印象に残っていることは色々な場面で、インドネシア語のみの会話に挑戦したことだ。私はほとんどインドネシア語が話せず、それに対して不安やもどかしさを感じた。しかしそのような場でも身振り手振りや簡単な表現を工夫しながら伝えようとする姿勢が大切だと学んだ。今後、これらの経験によって得られた自信やコミュニケーション能力は、人前で話す場で私に勇気を与えるだけでなく、生活の中の優柔不断を克服する力になると考える。
派遣先大学で特に良かった点
現地学生との距離が近かった点。基本的に私の所属していたクラスは多数が現地学生であった。そのため、グループ課題や授業を通じて仲良くなりやすかった。また、インターナショナルオフィス主催のイベントでも現地学生と交流を持つことができた。現地学生は主体的にイベントに参加するため、コミュニケーションを取りやすかった。さらに、インターナショナルオフィスのスタッフの方々も友好的で相談しやすかった。様々な学部の授業を自由に選択できた点も魅力的であった。特に、印象的だった話では、授業を通じてダイビングのライセンスを取得している子もいた。大学での交流だけでなく、現地での経験も魅力的であった。例えば、大学のキャンパスが観光地ではなかったため、現地でしか乗れない乗り物に乗ることができた。さらに、観光地ではみられないインドネシアのリアルな姿も見ることができた点も他では得難い経験だと考える。
同じ大学へ行く後輩へのアドバイス
行動力、コミュニケーション能力、笑顔。この3つが生活を助けてくれました。全く英語が話せない状態では苦労することの方が多いと思いますが、英語も準備の一環だと思って勉強を始めることをお勧めします。クラスメイトと自分の差に一度絶望します。しかし、人と関わることが好きな人にとっては最高な留学として終われると思います。関わる人皆さんとても暖かいので安心してください。本当にお腹は壊します。薬は十分に持っていきましょう。体調を崩した時のために、うどんや調味料等少量でいいので持って行った方がいいです。なんでもいいのでお土産は持って行った方がいいと思います。食べ物の場合はハラル認証のあるものを調べてください。留学への持ち物など、準備段階で困ったことがあれば、誰にでもどこででも見つけて聞いてください。


