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Introduction of Global Education Center

留学体験・協定校情報

異なる背景をつなぐ、対話と理解の重要性

農学部

留学期間2025年度研修 AIMS派遣プログラム

授業で学んだ専門的な内容について

「Food Chemistry」では、食品の品質や安全性に直結する主要成分の化学的特性を学んだ。主に水分活性の概念、微生物の増殖や化学反応速度に与える影響や単糖類から多糖類までの構造、脂肪酸の分類、油脂の物理的性質、アミノ酸の性質を学習した。「Food Biochemistry」では、食品の品質や生理現象の基礎となる生化学反応を学んだ。主に細胞構造、熱力学に基づくエネルギー代謝(TCA回路、電子伝達系)、酵素の反応機構を学習した。「Food Microbiology」では、食品の安全と品質に影響を与える微生物の基礎と制御を学んだ。主に細菌、真菌、ウイルスの多様性、増殖曲線や速度論、遺伝的特性、代謝に加え、水分活性やpHなどの内部・外部要因が微生物の生存に与える影響を理解し、腐敗防止や食中毒対策の理論を学習した。「Global Perspective in Food Science and Technology」では、食品産業の全体像と科学の役割を学んだ。主に食品の分類や化学的・微生物的変質のメカニズム、それらを制御する温度管理や乾燥・包装技術を学習した。

海外の大学で授業を履修するにあたって工夫した点および反省点

工夫した点は、2年生向けの講義を多く履修した点である。2年生向けの講義は、科目コードの上から2桁目が「2」と記載されているものである。私が履修した講義は、茨城大学の2年生で履修したものが多かったので復習をしていく中で知っている情報も多く存在した。そのため、復習の理解度を上げるためにも2年生向けの講義を多く履修した。反省点は、一緒に留学したメンバーと何を履修するかを相談せずに決めた点である。同じ科目名・講義内容でも日時が違う講義が存在するため、日本人のメンバーと一緒に履修したいのなら、履修登録の段階でどの講義を何曜日の何時から履修したかを確認した方が良い。

多様な文化・価値観に触れることで得られたこと

インドネシアでの学びを通じて、多様な価値観が共存する社会における柔軟なコミュニケーションの重要性を実感した。 まず、現地の学生との共同作業を通じて、宗教的な習慣や食の制限を尊重し合うことが、信頼関係の基盤となることを学習した。 特に、伝統的な発酵食品の製造食品開発の議論を通じて、科学的な解決策を求めるだけでなく、現地の文化や経済状況に適した社会的な解決策を模索する視点を持つことも非常に重要であることを学んだ。背景が異なる相手と目標を共有することの難しさを知ったことは、グローバルな食の課題に挑む上で、非常に価値のある経験となった。

留学で得た知識・経験を,自身の将来にどのように活かしていくか

私は、インドネシアでの留学を通じて得た専門知識と多様な価値観への適応力を、将来的には食のグローバル展開や社会課題の解決に役立てたいと考えている。 専門的な面では、現地で学んだ熱帯地域の食品成分の特性や、インドネシア特有の食品の発酵技術、ハラール対応食品の開発に関する話し合い活動の経験を活かしたい。 さらに、単に効率を追求するのではなく、現地の原材料やニーズに合った社会的な最適解を見出す視点を持ちたいと考えている。 経験面では、多様な宗教や背景を持つ仲間との対話を通じて培った、違いを尊重しながら共通の目標に向かう柔軟な協調性を活かしたいと考えている。予測不可能な状況でも現地の文脈を深く理解しようとする姿勢を大切にすることや相手の環境や状況を理解することで食の安全と豊かさの実現に向けて努力したいと考えている。そして、相手や周りの人の意見を最初から否定するのではなく、常に尊重しながら、課題を解決していきたい。

派遣先大学で特に良かった点

まず、イベントが多かった点である。留学生同士の交流や大学内でのイベントが多く存在した。そのような場面で関わる人と話したり、SNSのアカウントを交換したりすれば、その後の留学生活が充実したものになる。そのためにもそのようなイベントの連絡やお誘いが来たら積極的に参加してほしい。次に、学生課の対応である。私は、留学先の教務情報ポータルにサインイン出来ず、2回学生課に訪問した。どちらとも真摯に対応してくれた。そのため、少しでも問題が出てきたら、すぐに学生課に相談に行くことをお勧めしたい。そして、大学内の自然が豊かな点である。大学内を歩くだけでも日本では見ることができないような植物や生き物が多く存在するため、日本との違いを楽しんでほしい。

同じ大学へ行く後輩へのアドバイス

まず、講義には毎回出席してください。課題や授業の延期、補講の連絡は授業の連絡ツールで知らせてくれます。しかし、担当の先生が授業内でしか連絡しない場合があるため、自分だけ知らなかったという状況を作らないために講義には毎回出席してください。また、欠席してしまうとその分の講義の重要なポイントが分からないため、復習に時間がかかってしまいます。ただでさえ英語での講義や資料を活用しての復習は、時間がかかってしまうため、効率よく復習を行うためにもしっかりと講義には出席してください。さらに、履修のし過ぎには注意してください。私は、5つ授業を履修しましたが、4つでも良かったなと感じました。先ほども説明しましたが、英語での講義や資料を活用しての復習は、時間がかかってしまうため、単位にある程度の余裕のある人は、無理して履修しなくても良いと思います。