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農学部
留学期間2025年度研修 AIMS派遣プログラム
授業で学んだ専門的な内容について
食品分析の授業では、水分・タンパク質・脂質などの成分を測定する分析方法や、その結果をもとめるための計算方法について理解を深めた。基礎食品科学技術の授業では、栄養素の種類とはたらきに加え、食品加工の目的や方法、品質管理の重要性、さらに食品に関する法規制について学んだ。また、これらの授業の半分は日本で履修した内容を英語で受講するようなものであり、専門用語を英語で理解する力も身についた。ハラル食品管理の授業では、ハラルの基本概念や関連する法律、食品の製造・管理方法、品質や衛生管理の基準について学び、宗教と食品産業の関係について学んだ。
海外の大学で授業を履修するにあたって工夫した点および反省点
英語で行われる専門科目では、専門用語や知らない単語が多く、理解が難しいと感じることがあったため、授業中に英単語を調べて、理解できるようにした。また、テストやプレゼンテーションの日程が突然伝えられることが多く、ちゃんと把握できてない場合に同じ授業を受けている学生や担当教員に積極的に確認し、情報を正確に把握するように心がけた。一方で、英語の専門用語に慣れるまでに時間がかかり、十分に理解できないまま授業が進んでしまうこともあった。このような部分は後々に復習するしかなかった。
多様な文化・価値観に触れることで得られたこと
マレーシアはイスラム国家であるが、インド系や中華系も多く住んでおり、それぞれの文化を身近に感じることができた。多様な文化や価値観に触れることで、自分の視野が大きく広がった。例えば、イスラム教徒はハラルの規定に従い豚肉やアルコールを避ける一方で、中華系のお店では豚肉料理があり、インド系のお店ではスパイスを多く使った料理の提供が多いなど、宗教や民族によって食文化が大きく異なることを実際に体験した。また、礼拝の時間を大切にする生活習慣にも触れ、宗教が日常生活に深くかかわっていることを学んだ。こうした経験から、価値観の違いを理解し尊重する姿勢の大切さを実感し、物事を柔軟に考える力がついた。
留学で得た知識・経験を,自身の将来にどのように活かしていくか
留学を通して、多様な文化や価値観に触れたことで視野が大きく広がった。特に、様々な国の留学生と交流する中で、宗教や文化、生活習慣の違いを実際に体験し、相手を理解し尊重する姿勢の大切さを学んだ。また、英語で専門科目を学ぶ難しさを実感したことで、自分の語学力の課題を明確に認識し、今後さらに努力していきたいという意欲が高まった。これらの経験は、将来社会に出て多様な価値観を持つ人々と協力していく上で大きく活かせると考えている。今後は語学力の向上に継続して取り組み、広い視野と柔軟な考え方を持って物事に向き合える人材へと成長していきたい。
派遣先大学で特に良かった点
派遣先大学で特に良かった点は、留学生へのサポートがとても充実していたことである。困ったことがあった際には担当の職員が丁寧に対応してくれ、安心して生活することができた。また、留学生向けのイベントが多く開催されており、様々な国の学生と交流する機会が豊富にあった点も魅力的であった。さらに、大学はクアラルンプールから比較的近い場所にあり、気軽に市内へ出かけることができた。多くの学生がキャンパス内の寮に住んでいたため、日常的に顔を合わせることができ、自然と交流が深まったことも良い点であった。
同じ大学へ行く後輩へのアドバイス
生活面で分からないことや不安なことがあれば、一人で抱え込まず、現地の担当職員や寮のスタッフ、バディにすぐ相談することが大切だと思う。授業についても同様で、教授や同じ授業を受けている学生に質問すれば、親切に教えてくれることが多い。また、大学ではイベントが非常に多く開催されているため、興味があるものには積極的に参加すると良い経験になると思う。寮では自炊がほとんどできず外食が中心になるため、食費の管理を意識することも重要である。さらに、キャンパス内には猿がいるため、食べ物を持ち歩く際は見えないように注意した方がよい。


