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留学体験・協定校情報

当たり前の違いが教えてくれた、人の温かさ

農学部

留学期間2025年度研修 AIMS派遣プログラム

授業で学んだ専門的な内容について

Product Developmentの授業では、商品をどのように開発するかについて考えた。統計ソフトを用いて原材料の配合比を検討するなど、データに基づいて商品設計を行うため、理論だけでなく実践に近い経験が得られた。実際にタイの学生とグループで商品を企画し、英語でプレゼンテーションを行うため、コミュニケーション力や協働力が求められる。商品については原材料、レシピ、パッケージなどかなり細かいところまで決めなければならず、授業というよりもシミュレーションしているようで面白かった。また、日本よりもプレゼン資料の作成に力が入っていて、色使いやデザイン性を重視する傾向が強い。Food Microbiologyの授業では、日本で履修した授業と似た内容であり、食中毒菌や、感染症についてさらに詳しく学ぶことができた。世界規模の事例を通して食品安全を考える視点が身についた。授業では南国フルーツの保存方法など、あまり日本の授業では出てこない食べ物も出てくるのが面白い。どちらの授業でも専門用語が出てくるので、予習復習が大切。また、テストでは関数電卓が無いと計算できない問題があったが、現地で買うと高いので日本から持参することを勧める。

海外の大学で授業を履修するにあたって工夫した点および反省点

私たちは履修した授業が少なかったが、平日に図書館を利用して勉強するようにしていた。スライドは前日の夜など、直前で配布されるので当日の午前に簡単な予習をして、復習をメインに勉強していた。Food Microbiologyのテスト範囲は広く、内容も重いので、日頃から勉強をしておいたほうが良いと思った。授業日程が変わることが多々あったが、その都度ライングループで先生から知らされるので問題なかった。授業の時間は3時間と長く、集中力が持たないときもあった。プレゼンテーションは作成までの期間が意外と短いので、積極的に同じグループの子にコンタクトを取るとスムーズに進んだ。

多様な文化・価値観に触れることで得られたこと

最も印象に残ったのは人々の人柄と「当たり前」の違いだった。タイの人は困っていると躊躇せずに声をかけ、助け合う姿が日常にあった。タイで出来た友人も相談すると、いろいろなことを教えてくれてとても優しい。日本人よりもシャイな人は少なく、先生と生徒が話しながら授業が活発に進み、外では話しかけられることが多かった。また、時間の感覚や物事の進め方など、日本では当たり前だと思っていた価値観が通用しないこともあり、焦る場面も多かった。
タイの人はイベントに全力の印象が強かった。仏教の国というイメージがあるが、ハロウィンやクリスマスは町全体が装飾でいっぱいで綺麗だった。

留学で得た知識・経験を,自身の将来にどのように活かしていくか

留学を通して、日本とは異なる考え方や価値観に多く触れ、自分の視野が大きく広がったように感じている。物事を前向きに捉え、失敗をあまり恐れず挑戦する姿勢が印象的で、その影響から自分の考え方にも変化が生まれた。これまで当たり前だと思っていた価値観が一つではないと知り、違いを否定せず受け入れる柔軟さを身につけることができた。また、限られた留学期間で「やりたいことをやらずに後悔したくない」という思いで生活していたため、時間を大切に使う意識が強くなり、新しいことへのハードルも下がった。将来はこの経験を活かし、新しい環境や未知の課題にも自ら行動し、多様な価値観を尊重しながら積極的に挑戦していきたい。留学で得た経験は、今後の大学生活や就職活動においても活かせると考えている。広い視野をもって意見交換し、限られた時間の中で主体的に行動することで、より良い成果を生み出せるように努めていきたい。

派遣先大学で特に良かった点

アパートは大学から歩いて30分くらいだが、8バーツ(夜は10バーツ)で乗れるカポウという軽トラのバスを利用すると15分ほどで着く。学食は安くておいしいが、飽きたときには火水木に開催されている学内の屋台にいくと様々なご飯を買うことができる。先生や周りの人は皆、親切な人ばかりで助けてもらえた。大学では定期的にイベントがあり、いろいろなことを体験できるので探してみると良いと思う。私はバレーボールの観戦チケットを無料でもらえ、タイの友人と見に行くことができた。図書館はとても広く、自習スペースもたくさんあるので利用すると良いと思う。

同じ大学へ行く後輩へのアドバイス

タイでしかできないことがたくさんあるので、リサーチして挑戦してみることを強くお勧めします。特にコムローイ祭りは感動的で忘れられない思い出となりました。もし何か困ったときは、タイの人は本当に優しいので、周りの人に気軽に聞いてみてください。タイ語の挨拶や単語をいくつか覚えていくと、とても喜ばれると思います。同級生たちは日本人と仲良くなりたいという人が多いので、恥ずかしがらずに話しかけてみると良いです。
タイの天気は変わりやすく、急に土砂降りの雨が来ることは珍しくないので折り畳み傘は必需品です。また、建物内は思っているよりも寒いので厚手の上着があると安心です(現地でも売っています)。