Introduction to Tropical Agriculture とPrinciples of Tropical Agronomyでは、タイ国内の農業を詳しく知るためのFieldtripという授業が組み込まれていて現地へ訪れ実際の農業形態を目で見て体験し、現地の人が取り組んでいる事業についてもその場で聞いて知ることができた。野菜や果物を売っている市場を訪れた時は日本では考えられない敷地の大きさと商品の量の多さに驚いた。ココナッツ農園を訪れた際は、大きさの違うココナッツによって製造方法が違うことが分かった。また害虫駆除の方法が斬新で原始的であり興味深かった。また、熱帯農業の授業の内容の中では、タイ国内の気候や地形について詳細に知れたことで、生産される穀物の背景を理解することができた。農業機械について学んだ授業があった。C4植物やCAM植物についてなどの知っている内容をもう一度深く学び、また農業機械のしくみや害虫についてなど今まで勉強したことのない内容についても学ぶことができた。

一回の授業時間が長い分、スライドの枚数もとても多いので週末は復習の時間を必ず設けた。また、スライドは前もって配られなかったのでわからない専門用語や単語は授業時に電子辞書を使って調べていた。復習の時に一枚一枚丁寧に復習していると時間がかかりすぎると感じたため、担当の先生が多く説明していたところや、重要なことだと思ったスライドにはあとで見た時に分かるような印をつけ、ほぼ説明していない内容のスライドや飛ばしていたところにも後回しにするように印をつけていた。反省点としては、授業内容の説明を受けている時に専門用語の単語や単純な英単語の意味が分からないときが多くあり躓いてしまっていたので前もって勉強しておけば授業時に理解しやすかったと後悔した。

私は、寮のルームメイトが日本の学生ではなくフィリピンの方で、年齢も離れていたので価値観の違いをたくさん感じた。違和感に思った時は、友達や家族に相談していろんな人の考えを聞くようにした。この数か月間のルームシェアを通じて、自分の考えに固執しないことの大切さがわかった。これは海外・日本関係なく、人間関係をよく構築するために大切なことであるので、この数か月間のルームシェアはとてもいい経験になったと強く感じた。また、高校卒業後自ら全日制で約4年間タイの大学で学ぶことを選んだ日本人の学生を見て刺激を受けた。私自身も興味を持ったことや挑戦してみたいことは進んで調べて、チャレンジしていきたいと思った。

タイの大学生やデパートの店員は、英語を話せる人が多く感心した。実際に英語を使って会話を楽しんでいる友達や現地の人を見て、私も英語力を上げたいと感じた。自分から英語を学べる環境をつくりまずは日本にいる海外の方とコミュニケーションができることを目標に自学に励みたい。将来的には海外事業に携わりたいと思った。また、自分の意見や希望を相手にしっかりと伝えられるようにでき、またいい関係をつくれるような伝え方をできるような人になりたいと思った。また、今まで自分の考えにはなかった相手の考え方や価値観を一度は受け入れられるような視野の広い人でいたいと思う。異国の地で、自分から動かないといけない環境下で積極性が身に付いた。日本に戻った今も分からないことはすぐに聞いて自分のやらなければいけない作業や課題をすぐに処理できるようになりたい。

バンコクの中心地にあったため、週末に息抜きで観光名所に行くことができた。また、寮の前に屋台とコンビニがあったので安価で食事を済ませることができた。海外の大学の規模の大きさを目で見て感じることができた。サークルを本格的に取り組んでいる学生が多かったので、SNSで見ていて楽しかった。サークルの体験会に参加した際も部活のような活気があって楽しかった。食堂がいろんなキャンパスにあり、安くておいしい料理を楽しめた。寮の最寄り駅が近く、去年まではモチット駅まで電車賃が無料であったので授業終わりの放課後もマーケットやショッピングモールに簡単に行くことでできた。

周りには日本人の学生が多いので、現地の人たちと関わりたいときは寮の一階の共同スペースで自分から話しかけに行ったり、サークルやイベントに参加したりするといいと思います。9月ごろにサークルの新歓のようなイベントがあってフェイスブックやインスタグラムに情報が載ると思います。寮の一階や各階に自主学習室の設備があり、一人の時間も作れます。寮の前のごはん屋さんですが、寮から見てカットフルーツ屋の右隣のお店のパッタイがおいしいです。授業は、内容は難しくないと思いますが、一回の授業の量が多いので復習やテスト勉強は早めにとりかかった方がいいと思います。