研修に参加した理由として、何か新しいことに挑戦してみたいと思ったからです。学校生活や、アルバイト、友人関係などどれも自分なりに充実していたのですが、ふとした時にみんなと同じような時間の過ごし方をしていていいのかなと思うことがありました。せっかく大学生なのだから、自分で考えて充実した時間を過ごせるようにしたいと思いました。また、新型コロナウイルスによる出入国規制も緩和されてきた時期だったので海外に行くのはちょうどいい機会だと思いました。ベトナムに行きたいというよりは海外に行きたいという願望が強かったので、期間や研修内容、留学費用を鑑みベトナム春季短期語学留学研修に参加を決めました。

研修期間中のどの記憶を遡っても研修に参加してよかったと思います。ベトナムに行けたこと、現地の友だちができたこと、おいしいごはんを食べられたこと、日本人メンバーと仲良くなったこと、ベトナムの良さを知れたこと、逆に日本の良さを知れたこと、など様々な出会いと気付きが研修に参加してよかったと思わせてくれました。中でも、ベトナム人の友だちができたことは大きな出来事でした。旅行で海外に行くことは数回あったのですが、現地の人と交流できるのは留学ならではの魅力だと感じました。旅行は、観光地や食べ物が思い出になりますが、留学は人が思い出に残るということに気付きました。明るく、親日的なベトナム人と一緒にご飯を食べたり、歌ったり、買い物をしたり、言葉の壁はあっても通じ合い、思い合い、交流することができました。日本文化体験のイベントでは、日本食や文化がほかの国から愛されているという実感ができました。最終日には仲良くなったベトナム人の友だちがプレゼントや手紙をくれました。たくさんハグをして「また会いましょう」と約束しました。このように、人が思い出に残るのは素晴らしいことだなと思っています。