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留学体験・協定校情報

留学体験談(韓国・国民大学)

人文学部人文コミュニケーション学科 2年

留学期間2022年8月~2022年12月

1.留学に至るまで

 約4ヶ月の韓国留学を終えた今、私は「留学をして良かった」と心から感じています。 私が留学に行くことを最終的に決めたのは大学3年の秋頃でした。大学入学前から留学を考えてはいましたが、新型コロナウイルスの流行による海外渡航の中止、それに伴い留学の見通しが立たない日々が続きました。しかし、コロナ禍がようやく落ち着いてきた3年に交換留学が徐々に可能になり、すぐに国際交流課に4年生後期の留学&4年での卒業が可能かと聞き、「今までそのような前例はほぼないが、可能だ」との回答をいただきました。そこで初めて留学を決意しました。行き先は1年生のときに初修外国語で基礎を学び、その後も独学で勉強を続けていた韓国にしました。

2.留学スタート

 そこから本格的に就活をし、無事に内定をいただいた後、9月から韓国での生活が始まりました。初めての海外での生活は新しいことばかりで本当に一日一日があっという間に過ぎていきました。最初は知り合いもいなく、新しい環境の中1人でやっていけるのか不安を感じていましたが、せっかく留学の機会を得たのに後悔はしたくないという思いで自分から積極的に行動することを意識し生活しました。おかげで友達もでき、刺激的な毎日を過ごすことができました。元々韓国語を学んでいたこともあり、基本的な対話は可能だったことと、韓国という国が好きだということも重なりホームシックもなく本当に楽しい日々を過ごすことができました。

3.韓国での大学生活

 大学では、各国からの留学生が受講していた語学系の授業と日本語を学ぶ韓国人と共に日本社会に関して学ぶ授業をとりました。現地で語学力を伸ばしたかったのと、外国から見る日本について学びたかったことが理由です。語学系の授業ではグループワーク、ペアワークがたくさんあり他国の留学生と交流を持ちながら韓国語力を伸ばすことができました。日本社会に関する授業では、韓国人との議論を通して外から日本がどう見られているのか学ぶことができました。日本での大学生活の半分以上がコロナの影響でオンラインでの授業だったので、久しぶりの対面での授業はとても充実した日々でした。大学内にはコンビニやカフェ、学食、バーガーショップなどがあり空き時間によく利用しました。

4.大学以外

 大学以外では、本当にいろんな場所に出かけました。大学がソウル市内にあるので、交通費が安い韓国ではとても移動がしやすく、せっかくの韓国を楽しみたいという思いで土日はほぼ出かけていました。友達とおしゃれなカフェに行ったり、ショッピングをしたり、韓国料理を食べ歩いたりと充実した日々を送ることができました。また、私は韓国アイドルが好きなのでアイドルの音楽番組やコンサートによく行っていました。

5.最後に

 留学前の就活や韓国での授業がある中で書かなければいけなかった卒論など、4年生での交換留学は本当に大変なことがたくさんありました。しかし、海外に住む経験を経たことで、語学以外にもたくさんの学びを得ることができました。私自身の考え方も変わり、世界が広がりました。留学先ではたくさんの人に出会え、これからの人生に絶対に活きる時間になったと胸を張って言うことができます。大学卒業後もこの留学期間を思い出し生活していきたいです。