キャンパス内で国際交流をしたいみなさんへ

Have international exchange

海外大学との交流

茨城大学グローバルエンゲージメントセンターでは、海外協定校等とICTを用いて、オンライン上での交流を授業内外に取り込み、茨城大学の学生が海外の学生と協働できる機会を提供しています。

 

1. 海外大学の学生との交流を取り入れた授業科目

2022年度

2021年度

2020年度

2022年度

「Japanese Pop Culture A」(第1クォーター)

基盤科目「人間とコミュニケーション:Japanese Pop Culture A」を受講する茨城大学の学生17名(うち交換留学生10名)とアメリカ・ウィスコンシン大学で日本語を学ぶ学生23名がオンラインを介した交流を行いました。交流では、4月20日~5月6日の間に、グループに分れ、それぞれのメンバーのスケジュールに合う時間にミーティングを2回設定し、それぞれが興味を持つ時事問題について話し合いました。そして、5月7日(土)の日本時間の朝(ウィスコンシンの時間は夜)に、参加者全員でZOOM上に集まり、それぞれのグループで話し合ったことについて報告し合うセッションを行いました。本科目には、茨城大学で学ぶ交換留学生も受講しており、様々な国や地域からの学生が参加していることから、「自分たちのトピックについて、それぞれ違う国から来た人たちの体験を聞くことができたことがよかった」「率直に時間を忘れるほど、楽しかったです」などのコメントが得られました。
科目を受講する学生たちはこれから話し合った内容をまとめ、科目の課題としてオンライン記事を作成する予定です。

2021年度

「Japanese Pop Culture A」(第1クォーター)

茨城大学の学生24名とアメリカ・ペンシルバニア州立大学の学生11名が3週間(5月11日~6月4日)にわたって毎晩オンラインによる交流を行いました。交流では、毎日日替わりで5、6名が、ペンシルバニア州立大学の「Japanese through Manga」の授業に参加し、日本語で日本のポップカルチャーについて3~5人のグループになり話し合いました。

「日本語教授法I」(後学期)

茨城大学の学生4名とアメリカ・ミシガン州立大学の学生19名が計5回各60分間の日本語による交流を行いました。交流では、茨城大学の学生が日本語によるコミュニケーション活動を企画し、実践しました。ミシガン州立大学の学生も、茨城大学の学生も、楽しそうに日本語で交流している姿が印象的でした。

茨城大学の学生4名がハイフォン大学が実施する地域密着型のオンライン日本語教室の運営を、ハイフォン大学の学生と協力して行いました。ハイフォン市内の子どもたちに向けた日本語のレッスンで、楽しそうに日本語で話している姿が印象的でした。

「Study Abroad」(第3クォーター)

茨城大学の学生19名とアメリカ・ペンシルバニア州立大学の学生8名が計2回の英語による交流を行いました。茨城大学の学生は事前にお互いに話したいことについてアンケートをとり、交流当日の会話のきっかけ作りをしました。セッションでは約20分間のフリートークをしてもらいました。アメリカと日本における日常生活・学校生活の違い、好きな音楽や映画などで盛り上がったようでした。

「Studies in Particular Field」(第3クォーター)

茨城大学の学生9名が、アメリカ・ウィスコンシン大学スペリオル校の学生14名と計2回の交流を行いました。1時間の交流では、小グループに分かれ、前半は茨城大学の学生が企画した活動、後半はウィスコンシン大学スペリオル校の学生が企画したディスカッションを行いました。参加者からは「もっと交流したかった!」、「海を越えて学生と知り合えることができてよかった」などの声が聞かれました。

2020年度

「日本語教授法II」(前学期)

茨城大学の学生25名とアメリカ・ペンシルバニア州立大学の学生23名がオンラインによる以下の交流活動を行いました。 茨城大学の学生が Zoom で ペンシルバニア州立大学の日本語授業に参加し、授業観察を行いました。 茨城大学の学生がペンシルバニア州立大学の日本語授業で 15 分間の応用・発展ドリルの模擬授業を行いました。 茨城大学の学生とペンシルバニア州立大学の学生が 4 名程度のグループを作り、授業外で週 1 回程度交流しました。

「Japanese Pop Culture A」(第1クォーター)

茨城大学の学生35名とアメリカ・ペンシルバニア州立大学の学生11名が3週間(5月18日~6月5日)にわたって毎晩オンラインによる交流を行いました。交流では、日本のポップカルチャーについて日本語で約30分間話し合いまいた。

「Japanese Pop Culture B」(第2クォーター)

茨城大学の学生37名とアメリカ・ペンシルバニア州立大学の学生24名がオンラインによる交流を7月29日(水)の夜に1時間半行いました。交流会に向けて、茨城大学の学生がオンラインでできる交流活動を企画し、実践しました。

「英語コミュニケーション」(第2クォーター)

茨城大学の学生19名とアメリカ・ペンシルバニア州立大学の学生24名が計8回各30分間の英語による交流を行いました。

「日本語教授法I」(後学期)

茨城大学の学生16名とアメリカ・ミシガン州立大学の学生30名が計6回各60分間の日本語による交流を行いました。交流では、茨城大学の学生が日本語によるコミュニケーション活動を企画し、実践しました。
茨城大学の学生16名とベトナム・ハイフォン大学の学生25名と計6回各90分間の日本語による交流を行いました。交流では、茨城大学の学生が日本語によるコミュニケーション活動を企画し、実践しました。

「日本語教授法演習」(後学期)

茨城大学の学生14名がウィスコンシン大学スペリオル校(アメリカ)、ペンシルバニア州立大学(アメリカ)、アイオワ大学(アメリカ)、ニューカッスル大学(イギリス)、インドネシア教育大学(インドネシア)、マレーシア科学大学(マレーシア)、仁済大学(韓国)の日本語授業においてオンラインによる教壇実習を行いました。

「Studies in Particular Field」(第3クォーター)

茨城大学の学生10名とアメリカ・ウィスコンシン大学スペリオル校の学生9名が日本語・英語による交流会を11月に2回(それぞれ60分間)を行いました。交流では、茨城大学の学生がオンラインでできる交流活動を企画・実践しました。

2. 授業科目外での交流

茨城大学では、授業外でも海外大学の学生と交流できる機会を提供しています。

 

タンデム学習(後学期)

茨城大学グローバルエンゲージメントセンターでは、2019年度からタンデム学習を実施しています。タンデム学習とは、母語が異なる者同士がペアになり、ZOOMやLINE通話などの無料通話アプリを使ってお互いの言語や文化を学びあう学習形態のことです。3年目となった2021年度は、74名の茨城大学の学生、83名の協定校の学生が参加しました。本活動では、定期的に情報交換会を開催し、タンデム学習の進捗状況を確認しました。そこでは、タンデム学習についてだけではなく、自身の留学の計画や自身が抱えている留学に関する疑問について話す姿も垣間見られ、コロナ禍においても留学に関する情報交換の場を創出することができました。

シドニー工科大学(オーストラリア)の学生との交流
2021年6月1日、参加者数10名

茨城大学の学生10名がシドニー工科大学の日本語科目「Japanese Media and Current Issues」を履修する学生と交流を行いました。シドニー工科大学の学生は、オーストラリアの時事問題を紹介するためのニュースレターを作成しており、 そのニュースレターの刊行を記念した交流イベントをシドニー工科大学の学生が主体となり企画しました。 交流会では、日本語、英語などいろいろな言語を使って、両国の時事問題について和気あいあいと話し合っている姿が印象的でした。

ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)の学生との交流
(2020年10月初旬から11月下旬)

2020年10月初旬から11月下旬にかけて、学部1年生の希望者40名がニューサウスウェールズ大学(UNSW)で日本語を学ぶ学生40名とオンライン交流を行いました。UNSWはオーストラリアのシドニーにある国立大学です。この企画では、茨大生2名とUNSW生2名が1つのグループを構成し、週1回のペースで交流しました。趣味や特技など身近なことを話し合ったり、好きなアニメや映画を一緒に鑑賞したりするだけではなく、画面越しではありますが、食事をともにしながら、互いの食習慣について説明し合うグループもありました。参加した茨大生からは、「毎回発見がある」「自分では英語は得意ではないと思っていましたが、案外話せば通じること、相手の会話も大方理解できるのだと自信を持てました」「交流の中で、伝えたいことが全部完璧に伝えられないことが一番悔しいです。しかし、それを伝えたいとより強く思えるので、自分にとってプラスになっています」といった声が寄せられています。交流そのものを楽しむと同時に、今後の英語学習へのよいモチベーションにもなったようです。