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留学体験・協定校情報

「やってみたいこと」が増えた

農学部

留学期間2022年度研修 AIMS派遣プログラム

授業で学んだ専門的な内容について

 タイ語の授業では、数の数え方や自己紹介、食べ物や乗り物の言い方など、日常で使用するタイ語を多く学んだ。現地では、英語を話せる人があまりいなく、タクシーに乗る時や料理を注文するときにタイ語を話したり理解することができないと普通の生活を送ることが難しい。発音はかなり難しいが、伝わったときはとても嬉しかったし、簡単なタイ語を覚えるだけで生活の質が格段に向上した。Principles of tropical agronomyでは、農業における土壌や耕耘作業、品種改良、灌漑など、農業に関する知識を幅広く学んだ。また、「field trip」といって、パイナップルやゴム、キャッサバがたくさん生えた広大な畑やパイナップルの加工工場に実際に行って現地の農業や工場がどのように運営されているのか見学した。日本での大学では深く学ばなかったことについてよく学ぶことができていい機会となった。Alcoholic beverage technologyでは、お酒に関する基本的な知識と製造技術について学んだ。ビールから蒸留酒まで様々な種類のお酒の原材料、製造過程、また製造過程で起こる化学反応について学び、それぞれを自分たちの手で一から作って試飲した。また出来上がった各種のお酒のアルコール度数やpH、糖度などを測り、レポートを作成した。また、ビールの飲み比べや、ワインの色・風味を調べるテストも行った。日本では「お酒」にフォーカスした授業はあまりないと思うのでとても貴重な体験であった。Packaging technology and shelf lifeでは食品の包装に関する知識を学んだ。紙袋や瓶・缶詰など身近な包装の歴史や形態、原料などについて実際に用意されたサンプルを見て触りながらクラスメイトと意見を交わした。また賞味期限・消費期限と包装の関係や包装に使用される成分など、包装が食品にもたらす効果についても学んだ。

海外の大学で授業を履修するにあたって工夫した点および反省点

 授業で使用される資料は基本的には授業開始の直前であったので、予習はほとんどできなかった。その分復習に力を入れ、授業があったその日のうちか遅くても次の授業の前にはわからない単語や資料をノートにまとめた。また、課題の詳細など詳しく教えてくれない先生が多いので、自らわからないことを聞きに行く積極的な姿勢も意識した。タイ人の英語はネイティブの英語よりもやや聞き取りにくいため、その癖を自分なりに覚えることも工夫した点といえると思う。反省点については、事前準備不足が一番であると思う。実際に英語を話してみないとわからないことは確かにあったが、基本的な文法や単語は覚えていたほうが絶対に良い。もっと英語の勉強に力を入れていくべきであったと反省した。

多様な文化・価値観に触れることで得られたこと

 タイの人たちはみんな自分のやりたいことを全力で楽しそうにやっていて、「今」を楽しく生きているということをとても実感した。後先を考えすぎないこともよくないが、まずはやってみることや今をラフに楽しむ姿勢にとても刺激を受けた。また、異国の地の文化や価値観に振れたことで、自分の住んでいる場所の良さと課題点についてとても考えさせられた。現地の人たちは日本人をとても歓迎してくれて、日本人であることを実感し、改めて誇りに思う機会が多くあった。現地の人たちはもちろん、現地で出会った日本人たちの自国や他国に対する考え方や、働き方、生き方は私の将来の視野を大いに広げてくれたと感じている。これからもっと多くの人に出会って様々な考え方や文化に触れたいと強く思うきっかけになった。このような感情を持てたのはタイの方々が温かく私を迎え入れてくださったからであり、自分もこういう人たちの様な温かい心と余裕を持った人間になりたいなと強く思った。

留学で得た知識・経験を,自身の将来にどのように活かしていくか

 今回の留学では、専門分野に関してはもちろんのこと、世界には本当にたくさんの人がいて様々な考え方があること、すべての瞬間が自分を構築する経験や自信につながること、語学の重要性など、これからの未来を充実させていくために必要なことをたくさん学んだ。これらの知識や経験は自分のスキルとして仕事面で武器にでき、さらにはこれらから得た視野の広さや考え方により「やってみたいこと」が増えたことは、自身の生きがいとして将来に活かすことができると考えている。留学で得たものを無駄にしないようにしようという姿勢も自分に喝を入れる材料として大切にしていきたい。また現地の人たちからいただいた温かさや前向きな姿勢はこれから生きていくうえで失わないようにしたいと感じているし、自分も誰かに与えられるようになりたい。

 また、これからもっと様々な場所に訪れたいと考えているので、語学はもちろん、訪れる前にやっておくべき準備や予約の仕方、日本とは違ったルールやマナーなど海外に行く際のシンプルな作法も忘れないようにしたいと考えている。

派遣先大学で特に良かった点

 今回の留学では、専門分野に関してはもちろんのこと、世界には本当にたくさんの人がいて様々な考え方があること、すべての瞬間が自分を構築する経験や自信につながること、語学の重要性など、これからの未来を充実させていくために必要なことをたくさん学んだ。これらの知識や経験は自分のスキルとして仕事面で武器にでき、さらにはこれらから得た視野の広さや考え方により「やってみたいこと」が増えたことは、自身の生きがいとして将来に活かすことができると考えている。留学で得たものを無駄にしないようにしようという姿勢も自分に喝を入れる材料として大切にしていきたい。また現地の人たちからいただいた温かさや前向きな姿勢はこれから生きていくうえで失わないようにしたいと感じているし、自分も誰かに与えられるようになりたい。

また、これからもっと様々な場所に訪れたいと考えているので、語学はもちろん、訪れる前にやっておくべき準備や予約の仕方、日本とは違ったルールやマナーなど海外に行く際のシンプルな作法も忘れないようにしたいと考えている。

同じ大学へ行く後輩へのアドバイス

 わからないことがあったときは生徒でも教授でもとても親身になって教えてくれるので、直ぐ聞いたほうがいい。そこから広がる交友関係もあるので、知らない人でも話しかけてみると日本ではあまりそういった機会がなくても、現地の人はフレンドリーに対応してくれる。インターナショナルプログラムの生徒たちは基本的に英語が流ちょうに話すことができるが、それ以外の生徒はタイ語がメインで英語を話せない場合がほとんどなので、事前にタイ語を少し覚えていくとうまくコミュニケーションがとりやすいと思う。タイ人も英語が母国語ではないのでスラングなどはあまり使用していなかった印象があり、しっかり英語を話そうとして気張る必要はなく、話そうとする姿勢が何よりも大切だと感じた。もちろん話せるに越したことはないです。生活スタイルが日本とかなり違うのでショックを受ける方はいるかもしれないが、興味深い文化がたくさんあるし、4か月程度暮らしていると慣れる。食事が合わないと少し大変かも。口にはあっても体に合わないことが結構ありました。辛い食べ物が苦手な人も苦労するかもしれないです。