学生による茨城観光・生活紹介

Project

にのまえ

文書作成日:2021年9月19日
ライター:Đoàn Nhàn, Thanh Lương, Thủy Tiên

基本情報

おすすめの料理名: そば
店舗名:にのまえ
住所:茨城県水戸市末広町3-7-15
Website:http://ninomae-mito.com/soba
「にのまえ」のおしゃれな看板

 

お店の特徴

ベトナムからオンラインでそば屋に向かってもらうと、まずはお店の名前に興味が湧いてきます。これは店主さんの名前「一(はじめ)」という名前と同じ意味です。
「にのまえ」=「二の前」=「一」となります。
これが茨城県水戸市の「にのまえ訪問」の旅の始まりです。「にのまえ」という名前もおもしろいです。


お店はメインストリートを見下ろす2階にあり、茨城大学にそこそこ近いです。
店内は座席のあるこぢんまりとした居心地のいい空間が広がっています。 最大15人まで入ることができ、宴会をすることもできます。そば料理に加えて、ブラジルのワイン、過去数十年の音楽レコードがあります。
お店では様々な音楽ライブも開催されます。

店内の様子とブラジル産ワイン

店長の一さんが、そばの栽培方法からお店で扱うそばまで、プロジェクターを使って紹介してくれました。

一さんは、国内外で長年の経験を積み、43歳でそば屋を始めました。直接お店に行くことはできませんでしたが、お店とおそばへの熱意と愛情を感じることができました。


お店のメニューは非常に多様です。
メニューと価格:http://ninomae-mito.com/verano


日本食が好きな人なら、そばを知らないわけにはいきません。そばは伸ばすと長いので長寿の象徴とされています。 ですから、そばのように長生きしたいという願いを込めて、日本人は大晦日にそばをよく食べます。


「そば」という料理はベトナムでも有名ですが、それが「そば」という穀物からできていることを知っている人はほとんどいません。
そばの種は収穫後、粉になり、それを店主の一さんがプロの技で細心の注意を払ってそばに加工します。


そばがき:古くからの伝統料理ですが、現在では食べる人が少なくなってきています。他のそば料理とは異なり、そばは小麦粉のケーキのような形をしており、もち米のように柔らかいです。 食べるときは、醤油・砂糖・酒で作ったそばつゆにつけて食べます。
「そばがき」の画像

冷たいそば::「冷かけ」とも言い、冷たいそばで麺の形をしており、調理後に冷水に浸すため、長くて丈夫です。 食べるときは、追加の塩漬けの梅干し、鰹節と酒を使用したつゆと一緒に食べるとおいしいです。梅干しの味はとても独特で甘いです。夏に食べるのに適しています。

「冷たいそば」の画像

もりそば:もりそばは、お皿にたっぷりと盛り付けられた、最もシンプルなそば料理で、そばつゆが添えられています。そばつゆは味が濃いので、水と一緒に飲むことが多いです。

「もりそば」の画像

モットー:
一さんは、ビジネスを自分にとっての喜びであると同時にやりがいでもあると考えています。

「その喜びを顧客にもたらせるようになりたいです。私にとって、そばを育ててそばを作ることは、文明を守るための分かち合いです。」

コメント:
「にのまえ訪問」の旅で最も印象的だったのは、店主の温かさと親しみやすさです。
一さんは美味しい料理を食事に提供するだけでなく、実用的な生活価値をもたらしたいと考えています。またさらに、にのまえは空間と料理そのものから独特で居心地のいい雰囲気がありました。
お店のそばはバラエティに富んでいて、丁寧に作られています。それぞれの料理は、オーナーの仕事への愛情を込めて作られています。
機会があればぜひ一度「にのまえ」に行ってそばを食べてみてはいかがしょうか。

ベトナムのお客様へのアドバイス:
それぞれの料理にシェフの洗練と熱意が表れています。おいしく食べましょう。